上腕二頭筋のストレッチのやりかたをご紹介致します。上腕二頭筋は縮こまりやすく、太く大きくなりやすいのが特徴です。またトレーニングもしやすくダンベルや懸垂などで簡単にトレーニングにより太くたくましい筋肉を得ることも出来ます。
しかし、問題として筋肉が縮こまりやすく、鍛え方によっては肘が伸びきらなくなり、肩を使う野球やテニスなどのスポーツでは致命傷になる恐れもありますので注意して行いましょう。
上腕二頭筋の起止停止
上腕二頭筋は名前の通り頭が2つの腱に分かれ、ひとつが肩甲骨の関節上結節にもうひとつが烏口突起に付着するのが特徴です。
- 肩甲骨関節上結節
- 烏口突起
停止は橈骨粗面や一部前腕筋膜に付着します。
上腕二頭筋の作用
- 肩関節屈曲
- 肘関節屈曲
- 前腕回外
上腕二頭筋は肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋といわれるのものです。
上腕二頭筋のストレッチ方法
上腕二頭筋のストレッチは作用と反対の動きをする必要があります。特に二関節筋の場合には起止停止を意識したストレッチを行う事が最も重要とされます。
- 肩関節伸展
- 肘関節伸展
- 前腕回内
上記の動作を行う事で上腕部分にストレッチがかかります。
- 脚を前後に開きます
- 肘を曲げ手はグーに
- 肘を伸ばしていきながら手の平後ろを向くように
- 振り子のように軽く勢いをつけて伸ばしていきます。
- 1~4の繰り返しで30回ほど行いましょう。
動的に行う事で上腕二頭筋の深部までストレッチをかけることが出来ます。
- ①
- ②
- ③
間違えたストレッチ法
上腕二頭筋は二関節筋のため、肘関節が軽度屈曲した状態で無理に肩関節を伸展させたり、過度に肩関節の伸展を行い一部の筋腱に負担がかかるようなやり方でストレッチを行うと痛めることがありますので注意して行いましょう!
上腕二頭筋ストレッチの効果
- 肩コリの改善
- 手先の冷えの改善
- 上腕二頭筋に問題のある肩の痛み
など
上腕二頭筋のストレッチと併用するがおすすめのストレッチは
-
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