新しいくまのてに

5月31日で14周年。4月すべては整い、新しいくまのて向けて始動。価値あるすべての情報を公開します。

コンセプト(考え方)

コンセプト⑦自分を知り覚える

コンセプトの最後の大事な項目になります。

知覚は、知り覚えると書き
感覚は、感じて覚えると書き、
自覚は、自分を覚えると書く。

これは、知覚神経と感覚神経のことです。
その他の神経には運動神経や自律神経があります。

今回のコンセプトである自分を知るというのは、これらの神経伝達に繋がり、解剖学が発達する前から言葉はすでにその本質をとらえていることになります。

治療では専門性よりも創造性が大事だということを言ってきましたが、創造性というのは言葉で考える思考のことでもあります。

正直、すべての痛みは専門的に説明する必要はなく、言葉で説明が付きます。

コンセプト④専門性と創造性

専門的にみれば、医学を学び、知覚神経の機能や働きについて理解することが出来ます。
しかし、創造的にみれば、知覚は知って覚えるという感覚的なものです。

分かりやすく言うと、
専門的にみれば知覚は、主に痛覚、温度覚、触覚のことをいいます。
痛覚は、痛みを覚えると書いて痛覚です。
覚えるというのは、神経伝達により脳に伝わり、認識することが出来ます。

ここで問題となるのは、
体はすべての痛みを、いちいち脳に知らせていません。

もしすべてを認識出来てしまったら、あちこち痛くて、とても生活なんてできる状況ではなくなります。
人は、刺激が強い痛みや熱さ冷たさなどは、即座に神経に伝わり、脳に認識することが出来ますが、あまり問題ないものは、感覚的に意識できないように鈍くすることが出来ます。

それを圧痛点ともいいます。

少し話が逸れますが、
東洋医学鍼灸の始まりをみれば、この圧痛点を調べたことからツボが出来上がりました。
今度は、それを創造的に、ツボとツボを繋げて出来たのが経絡です。
そして、内臓との関連も創造的に作り上げた鍼灸は、何千年と脈々と受け継がれて、現在に生きているわけです。

「物理的にはないのだから、創造的に他ならない。」

私もすべての経絡の流れは把握しておりますが、
視診・問診・触診を行い、患者の問題を見つけた際にも、なぜかそのツボの流れと当院のヒーリングの考えた方が一致してきます。

鍼灸は学問となってしまっているので、ツボに対して効果効能が記してあり、患者の症状に対して、現代では学問的に処方することが多いように思います。
それは、医と同じ専門性に他ならなくなっており、創造的に作り上げた鍼灸が今度は、専門的なものになっています。

話を戻しますと、
すべての痛みは、いちいち脳に知らせていないのですが、それを知らせるには知覚や感覚を使い、脳に知らせ覚えさせることで、癒しのエネルギーが促進されるということです。認識されなければ、治癒が促進されません。

コンセプト⑥認知し変化を認識する

なので、認識できるように、治療をすることが治癒を促進させる方法です。

痛みを知らせる根本的な方法に、問診・視診・触診があり、聞いたり、押したり、動かしたりしなければ、脳は痛みを認識できないということです。
(痛みが出てるところだけが悪いわけではなく、鈍くなっていた問題が、限界を超え生じた結果ともいえます。)

局所的な問題と全体的な問題の解決が痛みの軽快には必要です。

コンセプト③局所と全体像を見る

自分を知るというのは、とても深い意味がありますよね。
自分のことは知っているようで、全然わからないことが多いです。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

【柔道整復師 熊谷 卓眞(kumagai takuma)】熊谷の手で施術するくまのて接骨院

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