10月14日・月曜(祝)休診

メディチャーライト|光照射の効果

弾力性の回復が腰痛や肉離れなどの疼痛軽快の鍵

メディチャーライトは近赤外線を使用した光線療法で物理治療器のひとつで、当院が思う一番の効能は弾力性の向上です。施術後にその部分の弾力性が向上し、即効性だけでなく持続的に状態が改善されていることを体感することが出来るのが特徴です。

メディチャーライトの主な機能

近赤外線

近赤外線と赤色LED

近赤外線の効果
波長:860nm 約310mW
深層の脂肪組織や筋組織に効果。血管を拡張させ血流促進効果に期待。

赤色ライトの効果
波長:634nm 約320mW
表皮層真皮層に効果。肌のコラーゲン生成を促進すると共に温熱作用で肌の血行促進効果に期待。

青色ライト

青色LEDと微弱電流

青色ライトの効果
波長:465nm
表層に効果。殺菌作用などの効果に期待。

ハイボルテージ

ハイボルトと3色の光

ハイボルテージ
筋収縮を誘発する事で直接神経を刺激し痛みの域値を下げ、疼痛緩和などの即効性に期待。

微弱電流
筋収縮を起こさずに組織の修復や炎症を抑制させ早期改善効果に期待。

メディチャーライトの照射タイプと使い方

メディチャーライトには点タイプのS面タイプのLの2種類の形状があります。

Sプローブ

Sプローブ
点で治療が可能であり、筋肉の分け目をうまく狙い照射する事で効果を高めたり特定の神経や筋肉などピンポイントで照射する事でより効果の高い治療を期待する事が出来ます。

Lプローブ

Lプローブ
面タイプの治療が可能であり、筋肉の形状に合わせてこする事が可能で皮膚への抵抗を減らす事で電気や光の効果を効率良くする事が期待出来ます。

メディチャーライトの効果

光治療がどうして腰痛や肉離れに効果的か

痛みは弾力性の低下により神経が圧迫されることや炎症による神経の興奮状態が疼痛を来たす要因となります。

そのため、痛みを軽快させるためには、神経の圧迫や興奮を抑え、自然治癒を促すことが治療が必要です。
光を照射することで自然と代謝があがり、血流が改善し、老廃物が促され、組織の修復により組織の状態が回復することが痛みを持続的に取り除くことに繋がります。

光照射の近赤外線や赤色光は、コラーゲンの生成を促すことは生理的なメカニズムとして解明されています。
そのため、近年では、美容で使われているケースが多い理由もそのためです。しかし、光照射が最も効果を発揮するのは、このような痛みに対してだと当院は考えます。

施術後に照射部位の弾力性が回復することは、多くの患者さんも即座に体感することが出来ます。

ATP生成と血流改善のメカニズム

光がなぜ血流を改善することが出来るのか、単に血管が拡張し、血流が改善すると考えられており、私も長年そのようなイメージをもち、患者さんに説明する際にもそのように説明していましたが、施術者は更にイメージを膨らませることが治癒を促進させる技術力につながります。

私の持論も展開されおりますが、以下の弾力性向上のメカニズムをご覧下さい。

メディチャーライトによりエネルギーが生じる理由

治療は基本的に、生理作用の向上により治癒を促す必要があります。そのため、生理作用の根源を理解すれば、そこにはどのような働きにより血管が拡張し血流の働きが行われているか見えてきます。私が重視していることは、科学(エビデンス)ではなく、生理です。

細胞の働きのひとつひとつはエネルギーにより行われています。
エネルギーは物理の世界では、活躍していますが、人間の体も物理であり、それは生理としてエネルギーの働きは解明されています。細胞のもつエネルギーの働きを効率的に働かせるために、この光の照射が当院では重要だと考えています。

光を照射することで、そこには確かにエネルギーが働いているのです。

エネルギーというのは、単なる気ではありません。エネルギーは簡単にいうと、ギャップ(差)により常に自然に生じています。
身体に中にももちろんエネルギーがあり、差が生じることでエネルギーが生まれます。私が最初に着目したのは、浸透圧差です。そして言語で簡単に理解する方法はないかと思い次の【Hypo(低下 不活性 鎮静)Hyper(向上 活性 興奮)Iso(等しい)】の言語が何よりもしっくりきました。

先ほどの浸透圧もhypotonic(低張液)とhypertonic(高張液)の差であり、その差により、エネルギーが生じるギャップがあります。
そこにエネルギーが生じないときには細胞が壊れており、isotonic(等張液)であることが原因です。

光を照射することで、細胞の機能を高めそこに差を作ります。そのエネルギーの起源をたどれば、そこにミトコンドリアやらATPなどが存在し、単なる血管拡張作用ではなく、細胞のもつ働きの向上と創造性をもつだけでも、技術には差が生まれます。その差も実は心理的なエネルギーであり、心理治療で用いられる催眠hypnoというのは、そこに心理的なエネルギーを使っていることが考えられます。

メディチャーライトの照射例

以下はLプローブを使用した施術例です。
当院では主にSプローブを使用します。

こんな方におすすめ

  • 慢性的な腰痛などの関節痛でお困りの方
  • 再発を繰り返してしまうケガなどのねん挫や肉離れでお困りの方
  • 試合が近くなんとかして欲しい方
  • むくみなど部分的な浮腫みが気になる方
  • 病院での薬や注射での処置以外の方法をお望みの方
  • 肩こりや頭痛などの不定愁訴でお困りの方

どのようなお悩みでも人により必ず対策方法がございます。一律の方法ではない、個人個人に合わせた施術方法で症状の改善を目指しております。症状にお困りでしたら是非当院にご連絡下さいませ。

2021年9月11日