新しいくまのてに

5月31日で14周年。4月すべては整い、新しいくまのて向けて始動。価値あるすべての情報を公開します。

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ねんざや肉離れの内出血の改善の仕組み

ねんざや肉離れを起こした際に一番大切なことは内出血を早期により早く取り除くことが大切です。内出血が起きた際には血液がそれ以上広がらないように、凝結(かたまる)し血液をとどめます。体表にでた場合の血液周囲にかさぶたが出来ますよね。体内でも同様に血液が広がらないような仕組みが備わっています。

しかし、その固まった血液を今度はきれいに修復し新たに痛めた繊維を修復する必要があります。その時に血液循環が良好な人ほど新陳代謝がよく修復もスムーズに行われます。

修復がスムーズに行われれば、痛みの消失も早いです。古い血液をその場にとどめないようにすることが早期改善のポイントです。

皮膚
脂肪組織から真皮表皮の血液循環の様子イメージ

深部の血液は横の移動だけでなく表面に移動するため、筋肉層を傷めたら脂肪組織の層を経て毛細血管が豊富な真皮層まで血液が浸潤してきます。深部の内出血がどんどん表層に現れてきます。なるべく早い段階でこの現象が起こると治りも早いです。

内出血を伴わない痛みほど治りが悪いこともあります。それはいためた組織が血液が豊富でない部位を痛めてる可能性。

主に身体の中心(深層)は血液の流れが速くなり末端(表層)にいけば行くほど血管は細く(毛細血管)なり血液の流れもゆっくりになると考えます。血液が全身に行き届くにはポンプの働きに加え毛細血管では浸透圧を利用し血液を入れ替え、細胞再生回収し整えてくれます。

このように表層末端での血液循環は横に流れる循環と縦(浅い層から深い層)に流れる血液の循環があります。なぜこの循環が大切かというと、足首のねん挫や打ち身をした事、経験がある人ならお分かりになると思います。

ねん挫など内出血した時の血液の流れ

ねん挫をした時に痛めた靭帯付近とは異なる部位に内出血が現れたことはありませんか?

これが実は施術を行う上でとても重要で、足首の施術を行っていくと、内出血はどんどん表層に流れていき、はじめは薄かった内出血が日が経つうちにどんどん濃くなっていきます。これは血液が深層から浅層へと流れている分かりやすい例です。

足首捻挫

施術においても重要なことは、滞りのある層に対して的確なアプローチをする事

全身の血液の流れにあわせた体外に老廃物として排出

全身血液循環
全身の循環の様子

メディチャーライトは各層に届く
メディチャーライトは各層に効果的に働くように縦横の流れと深浅層の血液の流れを促進させることが出来ます。そのため足関節捻挫などの急性症状にも使用可能で、深層に溜まった血液を表層に促す事で早期改善を行います。試合等が近い場合にも歩行困難な足関節捻挫を治癒を促進させ、試合に間に合わせるという事も可能となります。

メディチャーライトについて

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

【柔道整復師 熊谷 卓眞(kumagai takuma)】熊谷の手で施術するくまのて接骨院

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