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足部痛が治らない

「足首の捻挫の内出血を早く治す」内出血の原因とは

2024年8月16日

捻挫や肉離れを経験したことがある方は多いかもしれませんが、その回復過程で内出血がどのように影響を与えるかご存じでしょうか?今回は、内出血の早期除去と表層への促進が、どのようにして組織の回復を早めるのかについて詳しくお伝えします。また、当院の光照射治療がそのプロセスをどのようにサポートするかもご紹介します。

足首捻挫

捻挫の内出血を早期に取り除く重要性

捻挫や肉離れが起きると、損傷した組織で内出血が発生します。体内では出血を止めるために血液が凝固し、これ以上広がらないようにしていますが、その凝固した血液を早期に除去し、新しい組織の修復を始めることが重要です。

修復のポイント:
内出血をその場に留めず、早期に取り除くことで、痛みの消失が早まり、回復もスムーズに進みます。体内でも同様に、血液の凝固を早く解消し、損傷した繊維を修復するプロセスが必要です。

皮膚
脂肪組織から真皮表皮の血液循環の様子イメージ

内出血を表層へ浸透させる重要性

内出血をただ循環させるだけではなく、「表層へ浸透」させるイメージを持つことが重要です。筋肉層を傷めた際には、脂肪組織の層を経て、毛細血管が豊富な真皮層にまで血液が浸透していきます。この過程で、毛細血管や自律神経が活性化され、古い細胞や壊れた細胞の修復が進みます。

例:
捻挫をした際、靭帯付近だけでなく、腓骨の下やかかと周りに内出血が現れることがあります。これは血液が深部から表層へ浸透しているためです。この現象が早い段階で起こるほど、回復が早まります。

内出血の原因とは

損傷した組織により内出血の出方も異なります。

損傷を起こし炎症した組織を的確に見分けることが、早期改善に繋がります。

多くの場合に、内出血を起こした場合に、病院に行く方が多いと思いますが、病院ではレントゲンにより骨折の有無を診断され、骨折線が見つからなければ、捻挫とし、捻挫=靭帯損傷として処理されます。しかし、多く捻挫は靭帯単独の損傷は稀であり、複合損傷です。

足首の捻挫の場合には、靭帯、筋腱、骨、骨膜、関節包などの軟部組織があり、それらの鑑別診断が求められます。

一般的に靭帯や腱は血液が豊富でなく線維性の結合組織です。内出血が多い場合には、それら以外の損傷も考慮しながらレントゲンではなく、視診や触診により圧痛部位や内出血の出方で十分に判断可能です。それを踏まえた上で、より詳細に炎症部位を調べた場合には、X線ではなくMRIなどの画像診断が求められます。

内出血を早く治すための工夫

基本的には、RICE処置が一つの方法です。

血液循環と代謝がおこなわれやすい環境をつくってあげることで、内出血の滞りを解消し自然治癒力を高めることが大切です。固定は炎症を抑制させるために必要ですが、ある程度熱感が取れた段階であれば、動かすことも考慮していきましょう。

弾力性の回復が治癒を早める

損傷した組織が完全に安定するまでには時間がかかりますが、一度弾力性が向上し、自然治癒力が働き始めると、その後の回復はよりスムーズに進みます。弾力性が回復した組織は、競技復帰や日常生活への復帰を早めるサポートをします。

ポイント:
光照射治療によって早期に弾力性が向上すれば、その後の修復プロセスも順調に進みます。

例えば、全治3週間と診断された捻挫であれば、状態が安定するまでには、更に3週間完治期間を要することが多いです。早期に弾力性を改善させることが出来れば、完治まで期間を更に短縮させることが可能となります。

早期改善のために捻挫のまとめ

捻挫や肉離れからの回復を早めるためには、内出血を表層へ促すことが重要です。当院の光照射治療は、急性期のケアにも適応し、内出血を迅速に表層へ浸透させ、痛みの軽減や回復をサポートします。あなたの自然治癒力を最大限に引き出すために、近赤外線による光照射をぜひご検討ください。

捻挫の痛みの原因ってなに?

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バスケットボールイラスト

【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

「どんな痛みや不調も、必ず原因があり、その原因の最も重要な部位へ施術すると、多くの人は、その効果に驚きます。関節の動きが施術直後から改善し、痛みも軽快し身体全体が軽くなることを実感できます。」

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