こんなお悩みありませんか?
- 慢性化し、なかなか治らない腰痛に悩んでいる方
- さまざまな接骨院や治療院に通っても改善せず、対症療法に頼っている方
- 「もう治らない」とあきらめかけている方
- 遠方にお住まいで、近くに信頼できる接骨院がなく、自分の力で治したい方
腰痛改善のための戦略
腰痛を根本から改善するためには、以下の4つの視点からアプローチすることが重要です。
- 考え方
腰痛の原因やそのメカニズムを正しく理解し、適切な治療への意識を持つことが回復への第一歩です。 - 診方
腰痛の状態や原因を正確に把握するための診断プロセスです。身体の状態を問診、視診、触診により詳細に評価し、ひとりひとりにあわせて症状や状態を把握し、最適な治療方法を導き出します。 - 治し方
診断に基づいた具体的な治療方法です。ここでは、当院で行う治療の仕方ついて説明します。 - 通い方
短期間のうちに定期的に施術することで、自然治癒力が効率よく高まり治癒を促進させます。 - 動かし方
身体を正しく動かし、再発を防ぐための運動方法や日常生活での姿勢の改善についてアドバイスします。適切な動きが腰痛改善を加速させます。
腰痛の「考え方」について
腰痛を根本から治療するためには、身体的なアプローチに加えて、自分自身の状態を正しく理解し、治癒に向けた意識を持つことが不可欠です。ここでは、腰痛改善に向けた重要な考え方について説明します。
自然治癒するための物理的なエネルギー
身体には本来、自然治癒力が備わっています。この治癒力を最大限に引き出すためには、身体の状態を整えることが重要です。
例えば、筋肉や関節の柔軟性を保つことで、血流が良くなり、酸素や栄養が全身に十分に供給されるようになります。これにより、身体は自己修復を促進し、痛みが軽減されるのです。
自然治癒力を高めるためには、組織の状態を回復させる技術が必要です。
当院では、光を利用してミトコンドリアを活性化し、ATP=エネルギーの生成を促進することで、代謝を向上させ、血流を改善させます。これにより、組織の弾力性が自然と回復し、腰痛も軽快していきます。
続いて、思考的なエネルギーについて説明します。
自分の状態を知ることで高まる思考的なエネルギー
腰痛の治療において、自分自身の状態を正しく把握することは非常に重要です。接骨院や整形外科でよく聞かれる診断には次のようなものがあります。
- 「骨盤のズレがあります」
- 「狭窄症やヘルニアがあります」
- 「股関節が硬いのが原因です」
- 「反り腰や腰の丸まりが原因です」
- 「血流が悪いからです」
- 「腎の働きが悪いです」
- 「筋膜に問題があります」
これらの診断は、腰痛の原因として考えられる要因を示しています。実際には、ひとつだけではなく、複数の要因が重なり合って腰痛が悪化していることが多いです。どの診断も間違っているわけではないかもしれませんが、自分の状態をしっかりと認識せずに施術を始めても、治癒力を十分に引き出すことはできません。
例えば、「骨盤のズレ」があると診断された場合、自分でそのズレを意識し、認識することができない場合には、治癒が生じないばかりか停滞し、慢性化してしまうこともあります。
狭窄症、股関節の硬さ、反り腰、血流の悪さ、腎の機能低下、筋膜の問題など、さまざまな要因についても同様です。施術者から「これが問題です」と説明されても、自分自身がそれを自覚し認識できない場合には、治癒は停滞し、無駄なコスト(施術期間や金銭)がかかる結果となるでしょう。
当院では、この「自覚」する方法として、問診、視診、触診といったヒーリングテクニックを用いています。これらの方法により、自分の状態を正確に把握し、治癒力を高めることができます。自分の状態を正しく自覚することで、治癒に向けた思考的エネルギーが生まれ、腰痛の改善が促進されるのです。
以下は別ページに詳しく説明
- 自然治癒するための物理的なエネルギーについて
- 腰痛の原因を知るための因果について
- ひとりひとり問題を知る無意識な痛みについて
- 対症療法と原因療法のテクニックとヒーリングについて
- 腰痛治療の時間とお金のコストの価値観について
腰痛の「診方」について
診方は、問診、視診、触診という3つのプロセスから成り、これにより腰痛の状態、原因、そして症状を的確に把握することができます。原因を見抜き、適切な治療を施せば、多くの腰痛は改善が期待できます。腰痛の診断では、症状、原因、状態の3つを見極めることが重要です。
症状:Symptoms
原因:Cause
状態:Condition
症状の診方
腰痛の症状を正確に把握するためには、問診が非常に重要です。症状の詳細を聞き出すことで、患者自身が自分の痛みの原因をより正確に理解できるようになり、治療がスムーズに進む土台を作ることができます。
症状と原因の区別
問診時に「腰痛の症状を教えてください」と尋ねると、「私は狭窄症です」と答える患者さんがいます。しかし、実際には狭窄症が腰痛の直接的な原因でないことが多いです。そのため、患者さんが自身の腰痛の症状を正確に理解してもらうことが重要です。問診テクニックは、患者の症状や状態を深く把握するために不可欠です。腰痛の原因を正確に把握することで、自然治癒力が引き出され、治療がスムーズに進むことが多いのです。
基本的な問診の質問例
- どのような動作で痛みが出ますか?
- 痛みが出るのはいつですか?
- 痛みが出る場所はどこですか?
- 痛みはいつから始まりましたか?
- 他に痛みを感じる部位はありますか?
これらの基本的な問診が、症状を正確に把握するための唯一の方法です。
画像診断だけでは、症状の本質を把握することはできません。問診をしっかり行うことで、患者の症状を深く理解し、治療に必要な情報を得ることができます。
次のステップ 症状を正確に把握したら、次に状態を把握するステップへ進みます。
状態の診方
患者さんの状態を正確に把握するためには、触診や視診が重要です。腰痛治療では、痛みの部位や全体のバランスを見ながら、患者さんの体全体の状態を短時間で引き出すことが求められます。触診や視診のテクニックによって、必要な情報を効果的に得ることが可能です。
ダメな施術例
触診や視診を行わずに、技法や療法に頼り施術を進めてしまうケースがあります。こうした方法では、個々の状態を無視してしまい、治療が一時的に進んでも、いずれ停滞する可能性が高いです。施術の基盤として、患者の状態を正確に把握することが最も重要です。
基本的な触診視診例
- 各関節の可動域や動作の異常(足、ひざ、股関節、肩など)
- 動作痛(どのような動きで痛みが出るかを確認)
- 圧痛(脊柱、仙骨、腸骨、尾骨など、圧痛が顕著な部位)
- うっ血(水分が溜まっている部位や血流の滞りが明らかに見られる部分)
- 腫れ(炎症による腫れが確認できる箇所)
問診同様に基本に忠実な方法でこそ、的確に原因を把握することが出来ます。
筋膜リリース、骨盤矯正、○○療法などのテクニックを持っていても、問診、視診、触診により的確に状態を把握することが出来なければ、腰痛を根治することは出来ません。
原因の診方
問診、視診、触診により体の状態や症状を把握することにより、今度は原因を絞り、原因となる部位に施術をすることで痛みもしくは状態が軽快します。
原因と結果的に生じたもの
例えば、狭窄症を例に挙げると、多くの場合、狭窄症そのものが直接的な原因ではなく、結果として発見されたものと考えられます。狭窄症が生じる背景には、別の原因が存在することが多く、狭窄そのものの治療(対症療法)と、狭窄を引き起こした根本的な原因に対する治療(原因療法)を区別して行うことが重要です。
狭窄症のある方の腰痛の原因例
- 腰椎棘突起の圧痛
- 腰椎の歪み凹凸の確認
- 仙骨尾骨上の弾力性低下
- 大腿部外側の筋緊張
- 膝関節の伸展制限
- 足首のむくみ
- 肩関節の可動域制限
慢性化や難治化が進むほど、さまざまな症状が見られることがあり、それぞれの原因に対して適切な施術を行う必要があります。施術後は、症状の軽快具合を確認しながら優先順位を決定し、定期的に状態を確認しつつ施術を繰り返すことで、弾力性が回復し、自然治癒力が高まり、腰痛が徐々に軽快していきます。
腰痛の診方は、症状の把握、状態の評価、原因の特定という3つのステップから成ります。これらを的確に行うことで、患者の状態をより深く理解し、効果的な治療を提供することができます。診方のプロセスを正確に実施することで、腰痛の改善が促進され、患者さんの回復に貢献できます。
腰痛の治し方
腰痛の治療を進める際には、患者さんが本当の原因を自覚し、施術により状態が改善されることで、施術へのモチベーションが一層高まります。このモチベーションの向上が、治癒を促進する重要な要素となります。
すぐに腰痛の軽快感を自覚できなくてもいい
慢性化や難治化している腰痛の場合、即効的な改善は難しいことがあります。これは避けられない現象ですが、患者さんが腰痛の軽快感をすぐに感じられなくても問題ありません。腰痛の軽快感には個人差があり、変化が感じられるまでに時間がかかることもあります。しかし、変化は必ず存在します。例えば、足のむくみが減少したり、股関節の可動域が広がったりといった小さな変化に気づくことが、治癒をさらに促進します。
ポジティブなマインドを持つことが大切です。痛みが直ちに軽減しないことに焦点を当てるのではなく、身体の変化に対する感受性を高めることで、治療に対する前向きな姿勢が保たれます。自らの変化を受け入れ、少しずつ進む回復の過程を実感することで、治癒が加速するでしょう。
腰痛の基本的な治し方
当院の治療法は、光のエネルギーによって身体の自然な回復力を引き出し、効果的な腰痛改善を実現します。
- 光の照射による弾力性の向上
- 弾力性向上による脊柱の歪みの回復
腰痛の基本的な治し方には、まず弾力性の向上が重要です。
当院では、光のエネルギーを活用しています。光照射によって、ATP(アデノシン三リン酸)の生成が促進され、血流や代謝が改善されることで、脊柱や周囲の筋肉の弾力性が回復します。弾力性が向上することで、脊柱の歪みが正され、治癒が促進し、痛みの軽減が期待できます。
治し方の例
40代男性、長時間座っていることが多く、腰痛を慢性的に感じている。右足の大腿部から下腿部にかけて痛みがあり、同じ姿勢を続けると痛みが悪化するという症状を訴えています。状態を確認すると、腰部の弾力性がなく、腰椎下部の反りが強く、上部の丸まりによる凹凸が見られます。また、大腿部外側の筋緊張が強く、前屈動作でも腰部に痛みがあることが分かりました。
- 仙骨部および尾骨周囲の光照射(20分)
- 右側に特に症状が強いため、仙骨部から尾骨周囲に光を照射して弾力性を回復させます。この照射により、痛みの原因となる部分の血流と代謝が改善され、弾力性が回復します。
- 腸骨上部への光照射(15分)
- 次に、大腿部外側の緊張を軽減するために、腸骨上部に光を照射します。これにより、腰部の周囲の組織の弾力性が高まり神経の伝達性が向上し、大腿部の筋緊張が緩和します。
- 膝外側上部および大腿部前部外側の硬結や異常な緊張への光照射(20分)
- 大腿部前部外側や膝外側上部に存在する硬結や異常な緊張に対しても光を照射します。これにより、これらの部位の緊張が緩和され、股関節やひざ関節の動きも軽快になり腰部の痛みの軽減が期待できます。
- 前屈時の疼痛軽快確認と施術の続行
- 1回目の施術後、前屈時の疼痛が軽快したことを確認し、施術を終了します。2回目の施術では、状態や症状を再度確認し、必要に応じて同様の施術を繰り返します。
この治療法により、弾力性の回復と脊柱のバランスが整い、腰痛の改善が期待できます。定期的に施術を行い、状態の変化を確認しながら治療を進めることが重要です。
腰痛の「通い方」について
期間、時間、回数をひとりひとり提案し、改善までサポート致します。
効率的に適切な通院を続けることで、腰痛の根本的な改善と再発防止が可能となります。
症状を強く感じることについて
施術を行う初期の段階では逆に痛みを感じることがあります。それは、施術を中断する理由にはなりません。基本的に痛みは悪いものではなく、症状を感じることで自覚し認識し自己治癒力に繋がるので、その変化を感じ、知覚や感覚から脳に状態を伝えることが必要です。痛みを正確に感じ、その痛みに対して定期的に施術を行い、状態を回復させることが根本治療と持続的な回復に繋がります。
期間について
当院では、腰痛の治療を短期的に1~2か月での改善を目指しています。この期間中に定期的な施術を行い、良好な状態へと好転させることが重要です。1~2か月の間に、痛みを軽減し、持続的な回復を促進します。その後、必要に応じてメンテナンスに移行します。
時間について
- 30分
- 45分
- 60分
- 75分
- 90分
腰痛の場合、60分以上の施術を推奨しています。施術時間が長いほど、施術部位が多くなり、短期間での回復力が高まります。腰痛の原因は複数に及ぶため、より多くの時間を確保することで効果的な治療が可能です。全体の施術時間がトータルで450分を目安としています。状態が悪い場合は、さらに時間が必要になることもあります。
1部位の施術におよそ10~20分かかります。多くの場合その部位に対して2~3回施術を繰り返すことで弾力性が回復し状態が良くなっていることを自覚できると思います。60分であれば3~4部位に施術を行うことが出来ます。
回数について
初期段階では、週2回、3週を目安に通院することを推奨します。通院が難しい場合は、週1回、5週など調整可能です。定期的な通院が治療の効果を高め、修復力を促進します。最初の5~6回の施術を意識し、症状の改善をサポートします。
遠方で通院が難しい場合には、90分の施術を週に2回もしくは2週に渡り1回ずつでも連続して入れられるように調整してみてください。それでも、難しい場合には90分の施術+運動療法の指導など別枠で追加して生活指導などもすることが可能です。
「充実した日々の第一歩を踏み出そう」。その一歩を、ぜひ当院で始めてみませんか。
腰痛の「動かし方」について
施術の経過時に治癒が停滞するとき
腰痛の改善が思うように進まない場合、お話をお伺うとむ無理な運動やトレーニングを継続してやっていたり、誤ったストレッチ方法により筋肉や神経が炎症し治癒が停滞している時があります。
問診により、このようなケースを見つけることも出来ますので、問診・視診・触診がいかに重要であり、施術の際に正しい運動方法を教えるのも当院のとくちょうのひとつといえます。
確認が必要な要注意な運動
- 開脚ストレッチ
- 肩甲骨を寄せるような無理な運動
- 可動域が低下していることに気付かずに継続した負荷をかける運動
- 筋肉が回復しないうちに筋肉に不自然な膨らみをつくる運動
すでに身体に問題がある状態で無理なトレーニングを続けると、さらに負担が増し、関節痛や筋肉痛を引き起こすことがあります。
例えば、膝がしっかり伸びない状態でスクワットやダッシュを繰り返すと、膝を痛める原因になります。関節の可動域が正常でない場合や姿勢が崩れている状態で運動を行うと、体に痛みが生じやすくなります。
自然な動きと弾力性が運動に不可欠
当院の施術では、関節の可動域を改善し、自然な姿勢や動きを取り戻すことを目指しています。
自然な動きを体に覚えさせるトレーニングを行うことで、関節の可動域や姿勢が改善されますが、誤った運動を続けると再び問題が生じます。アスリートであっても、体を痛める運動は本来の価値を失います。スポーツを通じて自分の価値を高めることが重要であり、痛みを伴う運動は避けるべきです。
ひとりひとり合わせた運動を指導し腰痛を改善させる取り組みを自身で行って頂くことで自身の身体の変化を感じて頂いています。