新しいくまのてに

5月31日で14周年。4月すべては整い、新しいくまのて向けて始動。価値あるすべての情報を公開します。

ステップ(注意)

何事も一ステップアップするためには、戦略が必要です。
戦略▶️思考の戦略コンセプト▶️心の戦略プロセス▶️技の戦略フェーズ▶️ステップ

そしてステップは、知の戦略と言えます。

ステップは一段一段上がるためにあり、ステップを上がるためには注意が必要です。

例えば、
そこの角を曲がると工事中であることを前もって知っていれば、
なんてことはないです。

知っていれば、なんてことはないのですが、
知らないと、不安に感じ、ストレスを覚え、施術計画に支障を来たすリスクや自然治癒を停滞させるリスクがあります。

ステップを上がる際に、注意があるということを知っておいてください。

  • 変化を感じなくても心配いらない
  • 必要な痛みがあることを知る
  • 単純な症状や動作から軽快する

変化を感じなくても心配いらない

症状の変化を自覚するには、人により多少差(ラグ)が生じます。

人は、
変化を感じないことに、心は敏感に反応するのですが、ではなぜ、どんどん悪化していた状態には鈍感なのでしょうか。

多くの人は突然痛みが出たことに、不安を感じ慌てふためきますが、少しづつ悪化していることには中々気づきません。
気付いた時には状態が悪化し、痛みにより認識されることで、ようやく悪くなっていることに気付きます。

鈍くなっている部位を施術しても、
鈍いのだから症状の変化も感じにくいし、鈍い部位を施術により敏感にするため、痛みが出る(感じるようになる)こともあります。

正直、
施術により、どのような反応が出るのか、すべてを前もって把握することは不可能です。
というか、把握する必要はなく、出た反応症状の問題に対して、再度戦略を整え、軽快していくことがステップアップです。

変化を感じないのは患者だけど、施術者は敏感に変化を感じる必要があります。
その変化の差にラグが生じますが、状態が良くなれば自然に症状が軽快していることに気付くことが出来ます。

必要な痛みがあることを知る

多くの人にとって、痛みは大敵のように感じ、痛みがないことが自然であり正義のように誤解していることがあります。
痛みは自然なものであり、その痛みを自覚せずに、不自然に感じないようにしていることが大敵なのです。

少々痛みが出ても、人はその痛みを無視し無意識にすることが出来ます。

例えば、
昨日は膝が痛かったのに、今日は朝起きたら膝の痛みがなくなっていた。

実は、この痛みは自然な痛みであり、何らかの問題があることを教えてくれたとも言えます。
そういう意識できた痛みを放置しているうちに、体(神経)はどんどん鈍くなっていきます。
専門用語を使えば、神経密度が薄くなり、体の状態を知覚的にも感覚的にも、鈍感になっている状態です。

神経密度だけでなく、毛細血管なども薄くなり、皮膚表面にむくみが出てきます。

まず、痛みが悪いものでないことを知る必要があります。

自然な痛みを無視するのではなく、痛みを意識できるように、あえて、どのような問題があるのか意識させるだけでも、自然治癒力が働き治癒が促進されます。

逆にいえば、
痛みは認識されなければ、どんな良い治療を繰り返しても治癒されません。

なので、施術ではそのようなテクニックヒーリングを使います。(詳細は省き継承に綴る予定)

単純な症状や動作から軽快する

施術は一段一段軽快されますが、複雑な動作より、単純な動作から改善されます。

例えば、
肩の痛みで、横に手を挙げながら肩をひねるような痛みがあった場合、その複雑な痛みが取れるのは最後の方になります。

まずは、その他の単純な動作でも痛みが出ることを認識してもらいます。
単純な動作でも痛みが出ることが分かれば、先ほども伝えた認識出来れば治癒は促進されることが分かります。

肩の動きの単純な動きを、1段1段改善させていけば、複雑な動作の痛みは段階を経て改善されます。

このように段階段階で生じるステップに注意すれば、どんな症状も軽快することが出来ます。

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