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物理治療機

微弱電流治療の理論と使い分け

2020年9月14日

500マイクロアンペア(㎂)の電流でATP生成が5倍増加しアミノ酸摂取30~40%増加し電流をミリアンペア(㎃)まで増加した所ATP生成は減少し、アミノ酸摂取も20~73%減少しタンパク質の具お正は50%抑制されたというデータがあり、マイクロアンペア(微弱電流)は治癒促進に貢献したことを示した

微弱電流治療の実際 山田 幸一 著 引用

身体の悪い部位は電気抵抗が高くなる

  • 損傷組織は周囲の組織よりも電気抵抗が高い
  • 慢性病変組織も電気抵抗は高い
  • 急性のケガの場合にも電気抵抗は高い。

損傷をうけた細胞の周波数は異常周波となりこれらを正常に戻すには同じ微弱電流の周波数を選択する。ポイントは身体の中に自然に流れている近い電流を流すことで組織の修復を早めてくれると考える。

微弱電流の細胞レベルの効果

  • ATP生成
  • タンパク質合成
  • アミノ酸摂取増加

損傷組織はATPの減少に加え、ナトリウムポンプの働きが壊れており、水分を蓄え浮腫む

むくみを伴う場所は細胞の働きが低下を起こしており、ナトリウムポンプの作用も機能低下を起こしていると考える。

損傷電流(損傷を受けた細胞は電気抵抗が高い)
正常電流(正常細胞により損傷電流の抵抗を抑えようとする)

微弱電流を流す事で損傷組織の電流を正常に流れるように再構築する事で治癒を促進させることができます。その際にATPや栄養補給・老廃物などの組織の排出がうまくいくたまえに活動輸送量が増え、正常細胞へと変化してく事で炎症抑制や疼痛緩和に繋がります。

ATPはまた組織修復に必要なタンパク源も補充しイオンの細胞膜の輸送を増加させタンパク質の合成を促進させることが出来ます。

結果的に微弱電流は疼痛をコントロールし炎症抑制疼痛緩和に作用する事が分かります

細胞レベルでみても、炎症により栄養が十分に行きわたらない、または電気的に抵抗が高い場合には水分や栄養の入れ替えが出来なくなり、それらが修復されずに慢性的な損傷組織になると周囲は細胞破壊や組織損傷が進行し、疼痛炎症を増大させてしまう。

微弱電流治療の特徴

一般的には500~600㎂が用いられる。

急性期・慢性期で周波数の数値設定を変える。

皮ふの厚さでも周波数の数値を変える。

局所通電・持続通電・バランス通電で通電時間を変える

当院で考える微弱電流治療の選択

どんな治療機でも、適切適宜に用いる事が重要と考えます。

当院で使用する微弱電流治療機にはエレサスやメディチャーライトなどがあります。

主に使い分けとしては局所通電ではメディチャーライトを使用し、持続通電(10分~)ではエレサスを使用しています。

微弱電流は細胞レベルでの働きを考え治療する事が大切です。そのため大雑把な治療は不得意であり、効果も繊細で分かりにくさもあります。

しかし、細胞レベルでみると、損傷組織の抵抗を正常に戻し、イオン・ATP・タンパク質などの輸送量を増やし、老廃物を排出してくれる働きを正常に戻してくれるために、ケガなどの外傷性に腫れやむくみには効果が高いです。

頻回に治療し、効果実感までに連続して照射をする事が望ましいと考えます。

微弱電流が効果的な使い方とは

浮腫・うっ血・腫脹などの組織的に水分を溜めこみ炎症・疼痛の強い部位に当院では積極的に微弱電流を用います。これらは必ずしも外傷性だけに起こるわけではなく、身体の歪みや姿勢の悪化など日常生活の癖により細胞の働きが悪い部位や細胞の新陳代謝がうまく行っていない部位に慢性的に蓄積されていく事もあります。

その滞り箇所に適切に施術するのが施術家の役割であり、自分自身では分からない細胞レベルにも目を向けて治療して行くのがくまのて接骨院です

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