結論からいうとストレッチで痩せることは十分可能です。
但し、ストレッチ法にも様々なやり方が存在するため、痩せるストレッチ法もあれば痩せないストレッチ法もあるという事です。
現在はエビデンスや科学的にも痩せないとしている論文の方が多い傾向ですかね?(科学的なものはわかりませんが。)
ストレッチで痩せるためには、目的をもって行っていく事が重要です。
- むくみを取りたい
- 体重を落としたい
- 体型を良くしたい
- 体質を改善したい
ストレッチに何を求めるかによって方法が異なります。
ストレッチという大枠で痩せるか痩せないかの判断は出来ません。ストレッチを細分化し目的に合わせてストレッチを行えば目的の身体を手に入れることは十分に可能です。
ストレッチでは基礎代謝があがらないのか?
そもそも代謝とは?
食べ物や身体蓄積されているエネルギーを効率良く使う事だと考えます。
食べ物からエネルギーを効率良く摂るには消化吸収を良くすることが大切です。消化吸収が良ければ代謝も向上します。
運動を行った際にも身体から効率良くエネルギーが供給出来れば代謝が良いと言えます。
血流の循環が良く身体の隅々まで古くなった細胞や老廃物を掃除し新生する事が出来れば代謝が良いと言えます。
血流には、筋肉のポンプの作用や自律神経の働きなどが関係していきます。
要は、血流を改善し、消化吸収を促し、エネルギー効率を上げることが出来れば自然と痩せていく事が出来ます。
ストレッチを行うと血流は改善するか?
深部まで伸ばすストレッチ法がある
血流を運搬するためには筋肉のポンプの働きが大切です。心臓から送りだされた血液は筋肉の作用により全身に送り届けられ、心臓にもどっていきます。筋肉のポンプの働きが低下していると身体の隅々まで血液が行き届かずに、古くなった細胞や老廃物を回収できない可能性があります。
ストレッチには血流を改善する効果がしっかりあります。
筋線維はストレッチをかけることで悪くなっている筋線維や古くなった筋線維が伸長に耐えられずに切れてしまいます。ストレッチにより筋肉の伸長性が上がりポンプの働きが活性化すれば、血流が行き届かなかった筋線維まで血流が行き届く事になります。
実は身体の隅々には古くなり代謝(筋肉を新生)されていない筋線維がたくさんあります。古くなった筋線維を代謝するためにストレッチは大変有効です。
ストレッチをすると消化吸収はよくなるか?
経絡ストレッチという方法がある
ストレッチには消化吸収をよくする方法が存在します。これは東洋医学の経絡という考え方がとても勉強になりますので興味ある方は経絡について調べてみるといいと思います。
経絡とは
各臓器に関連するつぼ(経穴)の流れを捉えたもの
胃腸と関連する経絡は胃経・小腸経・大腸経・三焦経・肝経・脾経などがあります。その他に肺経や腎経・膀胱経なども血流と関連していきます。
胃経は大腿四頭筋を通過するために、胃経を伸ばす大腿四頭筋のストレッチなどは胃の働きを促進する事が出来ます。
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目的や経絡の流れを考えストレッチをする事で胃腸の働きを整えることも十分に可能です。
ストレッチをするとエネルギー効率は上がるか?
消化吸収を良くする方法は
- 食べ物
- 経絡
- リンパ
- 運動
など様々な方法を応用併用する事で相乗効果が高まります。
吸収されたエネルギーを効率良く利用するためには糖質・タンパク質・脂質の代謝を考えた食事法が有効です。
食べたものがしっかり消化・吸収・代謝されるためにもストレッチ方法に実は有効なやり方が存在します。
自律神経を意識したストレッチ方法
自律神経とは
脊柱から分布され内臓器や血管を支配する神経系のことですね。
自律神経は脊柱から分布されるために脊柱の歪みや脊柱の周りの筋緊張が強い場合には自律神経が乱れてしまいます。
そこで、背中を捻る様なストレッチ方法により自律神経の働きを活性化させる方法があります。
身体をねじる様なストレッチが有効です。例えば以下のような動画にある様な身体のねじりです。
ストレッチは目的が大事
脊柱から自律神経の流れに問題があればいくら食事や運動を気にして行っても、思う様に効果が上がらないのはその為です。
自律神経に問題があれば、血管は収縮しやすくなり、末端の血行が悪くなりやすくなります。
血行の不良はすなわり代謝の低下を招き痩せづらくなります。
背中を意識したストレッチを行う事で代謝をあげることが出来ます。
まとめ
ストレッチにも様々な方法があるために、ストレッチという大枠だけを考えて痩せる痩せないと評価していく事が間違いです。痩せるストレッチ方法もあれば全く無意味なストレッチ方法もあります。
やり方と目的を持って取り組むことで痩せるストレッチを行い喜びと健康に繋げていきましょう!