新しいくまのてに

5月31日で14周年。4月すべては整い、新しいくまのて向けて始動。価値あるすべての情報を公開します。

腰痛戦略

腰痛戦略「知」①自然治癒力

基本的に痛みの改善には、自然治癒力が必要とされます。

自然治癒力とは、
その人のもつ癒しのエネルギーが促進されて、治癒することをいいます。
なので、施術の多くは、そのエネルギーを促進させるために行うものともいえます。

腰痛は自然治癒する状態に整えていくことが一番大切ですが、自然治癒する際にいくつか問題が生じます。

その人のもつ自然なエネルギーが生じなければ治癒は促進されません。
治癒にはエネルギーが必要で、そのエネルギーをどのように生じさせるかが、自然治癒のポイントになります。

例えば、
施術者が「姿勢の悪さが腰痛の原因です。なので、その姿勢を強制し腰痛を治癒させましょう」といいます。
しかし、患者がその姿勢の悪さを実感していなければ、治癒は促進されません。
そこに自然なエネルギーは生じません。
いくら強制をしてもそれは一時的に痛みは軽くなるかもしれませんが、強制的な治癒はそのうち停滞するのが当院の原則です。

そもそもエネルギーって何でしょうか?

エネルギーの語源自体は、仕事をする力という意味があるようですが、物理学の世界には、多くのエネルギーが存在します。
その中でも、位置エネルギーや運動エネルギーや光エネルギーや熱エネルギーなど、それぞれが自然に仕事をしてくれている物理的なエネルギーのことです。

なので、その物理的なエネルギーは自然に生じているものです。

自然治癒を高めるためには、身体の自然な状態を(異常な状態も)知り、エネルギーが生じるきっかけを作ってあげれば、どんな痛みも自然に治癒すると言えます。

ここで、問題となるのは、物理的なエネルギーは、自然的思考的な無意識なエネルギーとも言えます。

そうですよね。
皆さん相対性理論など、重力や量子のエネルギーを普段感じません。
物理的なものだけど、理論的、思考的、無意識なものなので、エネルギーを生じさせるには、意識的、感覚的に知る必要があります。

そのため、自然治癒力のエネルギーも意識的、感覚的に知ることで治癒が促進されます。

それが、当院のヒーリングに結び付きます。

痛みを腰に感じたけど、実際に腰の痛みの問題が生じたきっかけは腰以外にあります。

痛みが出た腰の痛み(意識的な問題)を、強制的に改善するテクニックは必要としますが、それは対症療法です。
腰以外の問題(無意識な問題)を、どう捉えるかが自然治癒を促進させる方法なのですが、それを言葉で説明しても、エネルギーは生じません。

無意識な痛みを意識させなくては治癒は促進されない。

例えば
あなたの腰痛は狭窄症です。
と言われるのと、
リンゴが落ちたのは位置エネルギーが生じたからです。
と言われるのは、
これは専門用語を理解しただけです。
それらが生じたきっかけを知らなくてはエネルギーは生じません。

りんごがなぜ落ちたのかを知りたいだけであり、この場合は
風が吹いたのか
雨が降ったのか
熟し落ちたのか
もぎ取ったのか

りんごが落ちた問題を聞いて、位置エネルギーが生じたという人はいないですよね。
風が吹いたからエネルギーが生じたわけですよね。
それが自然です。


あなたが専門的な言葉を知る必要はなく、専門的なことは専門家に任せればいいのです。

あなたの腰痛の問題は狭窄症という言葉にあるわけではなく、別のものです。
癒しのエネルギーを生じさせるためには、言葉で理解するのではなく、感覚的に知ることが必要です。

その方法が最も基本的な問診・視診・触診になります。

問は言葉を使い
視・触は感覚と知覚を使います。

施術者はこれらの方法により、専門的な知識や様々な理論を駆使して、頭で問題を思考的に捉えることが出来ます。
そのことを創造性といいます。
物理的なエネルギーは実際にあるが、ほとんど無意識なものなので思考の世界で生じているのと同じことです。

エネルギーは見えないのだから、思考的創造的に捉える他ありません。

なので、施術のプロは、同様に思考的に問題を捉え、痛みの問題を捉えることが可能です。
物理学者がエネルギーを思考的にみることが出来るのと同様に、施術者は痛みの原因を思考的に鮮明にみることができます。
そのために、施術家にはより鮮明な専門知識が必要となります。

しかし、患者さんにその問題をそのまま言葉で説明しても理解はできませんし、癒しのエネルギーも生じません。

理解してもらうために、必要なことがヒーリングであり、問診・視診・触診ということになります。

問診・視診・触診により、患者の知覚と感覚を使い、認識してもらうことで患者の癒しのエネルギーを生じさせることを、当院ではヒーリングと言っています。
頭で理解させるのではなく、感覚的に理解してもらうことが、癒しのエネルギーとなり、腰痛が軽快する方法となります。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

【柔道整復師 熊谷 卓眞(kumagai takuma)】熊谷の手で施術するくまのて接骨院

-腰痛戦略