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疾患

膝関節痛と滑液包の弾力性:痛み予防と改善の鍵

1. 膝関節周囲の滑液包の役割

  • 滑液包とは何か
    肩関節と同様に、膝関節の周囲にも多くの滑液包が存在します。
    これらは関節や筋腱、神経を保護するクッションのような役割を果たしており、摩擦を軽減し、炎症の発生を防ぐ重要な組織です。
  • 滑液包の弾力性と膝関節痛
    膝関節の変形が顕著でも、滑液包の弾力性が維持されていれば、痛みを感じにくい場合があります。
    クッション性が保たれているため、筋腱や神経への摩擦が少なく、炎症が起こりにくいのです。

2. 膝痛の予防における弾力性の重要性

  • 膝痛の疾患と弾力性の低下
    ジャンパー膝、鵞足炎、オスグッド病、ランナー膝(腸脛靭帯炎)など、膝周囲の疾患は多くありますが、これらはすべて弾力性の低下が原因で炎症が発生することが共通しています。
    症状に合わせた適切な施術を行えば改善は可能ですが、弾力性が極端に低下している場合、回復に時間がかかることがあります。
  • 弾力性改善の回復力が低下
    膝関節が拘縮している場合、滑液包や周辺組織の弾力性が低下し、関節の可動域が狭まるため、疼痛の改善に通常よりも時間がかかります。
    しかし、適切なアプローチを取れば、生活や運動に支障のない状態まで回復させることは十分可能です。

3. 弾力性を回復させるための治療法

  • 当院の光照射治療の役割
    当院では、光照射を用いて膝周囲の滑液包や周辺組織の弾力性を回復させる治療を行っています。通常、15分程度の照射で、施術箇所の弾力性が回復し、可動域が広がり、痛みが軽減されることが多いです。
  • 治療の効果と期間
    患者様の弾力性や回復力に応じて、必要な治療期間や回数は異なりますが、多くの方は施術後すぐに改善を実感できるような施術を提供しています。

メディチャーライトってなに?
弾力性の向上が疼痛の改善に不可欠な理由とは?

4. 膝痛の改善に向けた取り組み

  • 弾力性の回復が鍵
    どのような膝の痛みであっても、しっかりと取り組むことで症状を軽快させ、生活や運動に支障のない状態まで回復させることができます。そのために最も重要なのが、滑液包や周辺組織の弾力性を回復させるが大事なことをわかって頂けましたでしょうか。

肩関節の周囲にも滑液包が多くあります。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

【柔道整復師 熊谷 卓眞(kumagai takuma)】熊谷の手で施術するくまのて接骨院

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