045-482-3120

月別更新情報

テスト

2月11日・25(日)診療12(月)・23(金)祝日休診

オスグッド早く治す方法

過去記事

オスグッド早く治す3つの方法と注意

2022年5月13日

オスグッドの痛み「早く治りたい」しかし、思うように改善がみられず、むしろ悪化している場合には以下で説明する注意をしっかり守りアドバイス通り実行することが大切です。オスグッドの痛みの改善には【炎症】を理解し取り除いていくことが早期改善のポイントとなります。くまのて接骨院の院長はスポーツトレーナーとして20年以上従事し多くのスポーツ疾患をみてきました。『どんなケガも治る』ことをモットーに果敢に疾患に対して挑んできたからこそ、痛みの治し方が分かり実践的なアドバイスが可能です。。どうすれば早く治るのか。また治りたい方のために少しでもお役に立てる情報となります。

オスグッド病(成長痛)イラスト

脛骨粗面に過大な牽引力が加わることにより成長軟骨が剥離し炎症する痛みをオスグッド・シュラッテル氏病と言います。通称オスグッド病またはオスグッド

オスグッド3つの治し方~炎症の取り方~

自分でできるオスグッドの治し方を紹介いたしますが、オスグッドの症状や治し方は人により異なることがあります。もしかするとオスグッドではなく、別の疾患が複合していることもあります。その場合には別の疾患の改善が必要です。

アイシングのコツ

アイシングは大変効果的です。アイシングは冷却療法といわれる立派な物理療法。アイシングにより炎症の抑制と表層の毛細血管を刺激することで血流を促し炎症を抑制することが出来ます。難しいことは考えずに以下のポイントを必ず氷や氷嚢を使った方法でアイシングしてみてください。※凍傷注意

  • 膝裏
  • オスグッド部分
  • 鼠径部(股関節前)
  • 太もも裏全体

上記部分をしっかり冷やし血流を促すことが大事。治りが悪い方は血流が悪いのが特徴。

ストレッチのコツ

ストレッチは、時に症状を悪化させるので注意が必要。特に牽引性の成長痛であるため、太もも前のストレッチは脛骨粗面にストレスが加わり症状を悪化させてしまいかねません。

しかし、ストレッチは筋肉のポンプの働きを整える効果があり炎症の改善に効果があります。うまく利用し治癒を早めたいため、ここでは太ももの前のストレッチ以外の方法により治癒を高めていきましょう。おすすめのストレッチ部位は以下になります、やり方なども別リンクで解説していきます。

  • ハムストリング
  • 殿筋
  • 腓骨筋

むくみをとる

むくみというのは筋肉のポンプの働きが滞り筋肉層や脂肪層・表皮層に入り込みます。余分な水分の滞りが実はオスグッドを発症させているこもあります。(むくみの悪化は痛みを強く感じるようになります。)むくみの取り方は様々な方法があります。上記のアイシングやストレッチでもむくみ改善にはなりますが、別の方法もご紹介

  • むくみとりスープ
  • 炭水化物をとりすぎない

スープにしっかりとむくみに効果的な食材を溶け込まします。例キノコ類・ウリ科(ズッキーニ)玉ねぎ セリ科(セロリ)マメ科(大豆)などを塩コショウ出汁でおいしくいただきましょう

炭水化物の摂りすぎも問題です。中学生に起こりやすいオスグッドは食欲旺盛な子で少し肥満気味になることでも発症しやすいです。筋肉と筋肉の間に脂肪が入り込み柔軟性低下を招き発症するケースも。

またむくみをとることで身体も柔らかくなるのでおすすめです。

オスグッド3つの注意~それでは治らない~

オスグットは自ら間違えた方法で痛みを悪化させているケースも多いです。炎症を抑えたいのにもかかわらず、「その方法では炎症を悪化させてしまいますよ」という注意点をご紹介

テーピングをする

テーピング自体に問題はありませんが、テーピングをすれば炎症が治まるわけではありません。もちろんその状態で運動を続けていけば悪化していくだけです。できれば思い切って休養を作り、上記で説明して治し方3つを徹底してください。

湿布をする

湿布自体にも炎症をとることは望めません。湿布には痛み止めの効果により痛みがおさまっているだけで、その状態で運動を続けていくことで悪化してしまうことが多いです。また痛み止めの使い過ぎにも注意が必要です。

マッサージをする

これはよくあることです。切り傷やかさぶたのある部位をマッサージしたらどうなりますか?もちろん炎症し、治癒は遅れてしまいます。基本的に患部はもんではいけないですし、筋肉ももんではいけません。良かろうと思って太ももの筋肉を揉んだりすることもやめましょう。筋肉は外力に弱く筋繊維は簡単にこわれてしまいます。筋繊維が壊れると筋肉のポンプの働きが低下し余計な治癒が必要となり、治癒が遅れてしまいます。基本的にマッサージのプロは筋肉を揉みません。当院でも似たような手技がありますが、筋繊維を壊すことなく筋肉が機能するように筋肉の形を整える意識をもって手技を行います。

まとめ

とにかく炎症をとり炎症しないことを徹底すること。持続的に炎症を繰り返すことで炎症の層が分厚くなります。ミルフィール状に炎症の層が重なり、より難治化し改善にも時間がかかります。組織の修復には修復が始まってから一定期間要するのですが、治りが悪い場合には炎症を修復するメカニズムが働いておらず、自然治癒が起こらない状態です。そこで上記で説明した4つの治し方を実践し炎症を改善するよう治癒を働きかけることが目的です。また間違えた改善方法を行う事で悪化します。治りが悪いと感じている方は、実は圧倒的に間違えた情報を信じ自ら悪化させている方が多いです。

オスグットの治癒は難しくはありません。

炎症の改善を実施することで予防にも繋がります。ケガする人は何度でもケガでも悩むようになります。別の記事もお読みいただくことでケガしない身体を手に入れスポーツを楽しんでいただけると幸いです。

オスグッドの治療

膝痛スーパーライザー

光の深達が効果的

炎症の層を光のエネルギを使用し丁寧に施術していきます。施術後には突出していた骨がすこし小さくなっているように感じるはずです。骨の炎症が治まるまで基本は運動は行わない方がいいですが、ケースバイケースで対応致します。

再発予防もかねたストレッチの仕方や柔軟性姿勢の改善も同時に行い、喜んで頂いています。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

柔道整復師|熊谷 卓眞(kumagai takuma)|熊谷の手で施術するからくまのて接骨院

-過去記事