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不眠症の症例報告:脚の痛みが改善する中で不眠症も軽快した事例

2024年9月27日

不眠症に悩む患者さんは多く、当院では脚の痛みをきっかけに来院された方が、不眠症も同時に改善した事例があります。この症例では、脚の痛みの改善が不眠症に与える影響や、施術の過程を詳しく紹介します。

不眠症の原因と症状

不眠症の多くは自律神経の乱れに起因し、その原因は人それぞれです。以下の要因が考えられます:

  • 交感神経や副交感神経の問題
  • 脳からの神経伝達の障害

主な症状には、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、トイレでの中断、いびき、浅い眠りが含まれます。

不眠症の影響

睡眠の質が低下すると、日常生活に活力を感じにくくなり、気力の低下やうつ症状を引き起こす可能性があります。

不眠症に対する一般的な対症療法

  • 睡眠薬の処方
  • 生活習慣の改善
  • リラクゼーション法
  • 心理的アプローチ
  • 鍼灸やマッサージ

施術の経過と効果

◎症状状態について
眠るのに何時間とかかり、不眠症の改善を諦めていた方。
不眠症とは別に脚の痛みで来院されたのですが、施術をしているうちに眠りが良くなったということで、どこに問題があり、そのような状態が慢性化していたのか、足の痛みが直接の原因だったのか、痛みとは別に原因が隠れているのか。
効果を検証するうちに、問題のある部位が定まってきたので事例を紹介します。

施術により改善した経緯を説明

腰から脚にかけてのの施術も不眠症に効果があったことは間違いありません。
足の痛みは、腰からの神経により痛みを来たしていましたので、その腰から足への神経伝達性が向上するだけでも脳の興奮は抑制されるメカニズムが考えられます。

脳は自分の状態を正しく認識することが出来れば興奮は治まります。

痛みや不調が多くある状態では、脳はリラックスできません。身体の全体状態が改善されていくうちに、不眠症が軽快したことも考えられます。

因果の因は、深堀しとことん突き詰めるというが、当院概念であり、自然治癒力の概念です。

腰から足だけの問題ではなく、その他にも原因があるかどうか探る必要があります。その方法は、問診視診触診による診方により因を突き詰めます。

施術部位の説明耳の後ろの乳様突起から茎状突起周囲の施術

参考ネッターアトラス、顔面神経の枝、くまのて接骨院イラスト、転載禁止、コピー禁止

緑の施術範囲が示す部位においても、多くの場合に弾力性が低下し、硬くなっています。この部位の施術によって血流が改善し、神経の働きが正常化され、不眠症の改善に繋がります。

弾力性の低下こそが、痛みや不調の要因であることが多いです。この部位の範囲において問題を来たすことが多いのは、胸鎖乳突筋、顎二腹筋、茎突舌骨筋の筋群や耳の後ろの組織の弾力性の低下から神経や血管の圧迫、またはその影響により内耳孔や茎乳突孔に何らかのむくみによる神経圧迫を来たせば、神経からの伝達性は低下し、脳はシグナルを正確に伝達できないことで、興奮し続ける可能性は十二分に考えられます。

その他の考えられる要因|耳への負担

日常生活の中で、私たちはメガネやマスクを使用することが多くなりましたが、これらが耳に与える負担は意外と見過ごされがちです。特に、サイズやフィット感が不適切な場合、耳周囲に圧力や摩擦が生じ、痛みやむくみを引き起こす原因となります。このような耳への負担が長時間続くと、耳の組織が硬化し、血流が悪化することもあります。

その影響により不眠症や目の疲れ、頭痛、耳鳴りなどの不調をきたすことも十分考えられると思います。

耳への負担を軽減するためには、メガネやマスクの選び方が重要です。自分の耳に合ったサイズやフィット感の良い製品を選ぶことで、快適さを向上させることができます。また、必要なときだけ使用し、長時間の着用を避けることも効果的です。耳の周りをほぐすことも大切です。

  • この記事を書いた人

【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

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