当院では肩の痛みに対しても施術が可能です。みてもらえれば分かりますが、肩は構造的に緻密です。求めるものによって、対応に違いが生じます。
上記の疾患でも、多くは手術は不要で炎症の抑制と機能的な回復により、可動域は戻り日常生活に全く支障ないレベルまで回復させることは可能だと考えています。それはしっかり炎症を抑制するという基本的な施術が最低条件であり、そこから通常の状態まで機能回復させることが出来る自然治癒こそが本来の機能に近づける唯一の方法だと思っているからです。
しかし、スポーツ選手のようなケースは特殊であり、生理的な機能回復よりも科学的な機能回復を優先し、肩の本来持つ機能を取り戻します。科学の力が成すものですが、どちらにせよ炎症をしっかり抑制するという生理的な機能回復を怠れば、その機能は著しく低下すると思っています。
変形性疾患などの手術にしても、生理的な機能回復を怠れば、その後に痛みは持続します。炎症の抑制や可動域の改善などの機能回復は、自身の身体の生理的機能による回復であり、手術によるリスクはその生理的な機能回復に目を向けない場合に起こりやすいです。