- 「膝が痛いのは、骨盤が開いているからです」
- 「O脚になっているから、膝の軟骨がすり減るんです」
整体やトレーナーから、こんな説明を受けたことはありませんか?
プロの視点からハッキリ言わせてもらいます。「骨盤が開く」なんてことは物理的にあり得ません。 今回は、多くの施術者がごまかしで使う「骨盤の開き」という言葉の裏に隠された【膝を破壊する恐ろしい真実】と、あなたの膝痛がいつまでも治らない「本当の理由」について解説します。
「骨盤が開いている」の正体は、神経の緊張

仰向けに寝たとき、足首が外側にダランと倒れてしまう。これを「骨盤が開いている」と表現する人がいますが、骨盤の骨は開いていません。 正しくは、「股関節が外側にねじれて固まり、内に回せなくなっている状態(股関節外旋位・股関節の屈曲・内旋制限)」です。
では、なぜ股関節が外に開いて固まるのか? その最大の原因のひとつとしては、太ももの裏から膝の外側にかけて走る「坐骨神経の緊張」です。神経が突っ張っていると、身体は無意識に股関節を外に向け、足首を内返しにして神経へのストレスを逃がそうとします。
つまり、問題は骨盤ではなく「神経の緊張」にあるのです。
股関節の外旋が「膝を破壊するねじれ」を生む
ここからが、あなたの膝が治らない最大の理由です。 股関節が常に外側に向いている(外旋している)と、歩くときにどうなるでしょうか?
股関節(太ももの骨)が外を向いているのに、足先はまっすぐ前に出そうとします。すると、**膝下の骨(脛骨)は内側にねじれる(内旋する)**ことになります。 上(太もも)は外へ、下(すね)は内へ。 これが何を意味するか分かりますか? 膝関節で「雑巾を絞るような強烈なねじれ」が起きているということです。
この「ねじれ」のストレスが蓄積した結果が、ランナー膝やジャンパー膝であり、軟骨が削れる変形性膝関節症です。最悪の場合、半月板損傷や前十字靭帯断裂といった致命的なケガに繋がります。
膝のねじれを生む「震源地」はさらに上にある
膝が痛いからといって、患部をマッサージしたり、太ももをストレッチしても治らない理由がここでお分かりいただけたと思います。 「膝のねじれ」を作っているのは「股関節のロック(神経の緊張)」だからです。
では、股関節のストレッチをすればいいのか? それも違います。無理なストレッチは神経をさらに痛めつけ、股関節をよりガチガチにしてしまいます。
股関節のロック(姿勢の悪さ)を根本から作っているのは、実はもっと上にある「巻き肩(鎖骨のロック)」です。

鎖骨が固まり、自律神経が乱れ、お腹の深部がむくむことで、股関節の動きが完全にロックされます。 つまり、膝の痛みを根本から取るためには、【鎖骨周囲から全身の歪みを整え、神経の働きを正常化させる】ことが絶対条件なのです。
痛みの「根本」からアプローチする
当院で鎖骨やお腹を調整すると、「あれっ!? 膝の痛みが軽くなった!曲げやすい!」と驚かれます。 それは、全身の歪みからアプローチすることで「股関節のロック」が外れ、結果として膝関節にかかっていた「強烈なねじれ」が瞬時にリセットされるからです。
「年のせいだ」「骨盤が開いているからだ」という曖昧な言葉に騙されず、本当の身体の構造に目を向けてください。
股関節の「つまり感」がある時に股関節のストレッチをしてはいけません。
安静や注射では治らない
膝痛の「本当の原因」を知りたくありませんか?
長引く膝の痛みは、患部へのマッサージや無理なストレッチでは根本解決しません。
今回お話ししたような【全身の歪み(鎖骨・股関節のロック)】と【神経の異常】をリセットし、膝のねじれを根本から取り除く当院の専門アプローチをご覧ください。