「どうすると痛いですか?」に答えられない理由。慢性腰痛を終わらせるための「確認➔施術➔再認」

こんにちは。くまのて接骨院の院長、熊谷です。 いつも当院を信頼し、大切なお身体をお任せいただき、本当にありがとうございます。

当院では、月ごとにテーマを決めて、皆様のお役に立つ「身体の真実」を発信していくことにいたしました。

その第一弾として、この6月と7月の2ヶ月間を「腰痛月間」といたします。 これは、当院がこれまで蓄積してきた腰痛に関する膨大な情報や症例を改めてまとめ、分析し、さらに施術をブラッシュアップしていくための期間です。患者様のためであると同時に、私自身がさらに深く身体の理(ことわり)を追究するための、大切な挑戦の月でもあります。

記念すべき最初のテーマとして、私が長年向き合い続けてきた「慢性腰痛が治りにくい本当の理由」について、言葉を選びながら誠実にお話しさせてください。

◼︎ 急性は治るのに、なぜ慢性は治りにくいのか?

ひと口に腰痛と言っても、ギックリ腰などの「急性腰痛」と、何ヶ月も続く「慢性腰痛」とがあります。

実は、急性のものに関しては、痛みの原因がはっきりしているため、当院の施術ですぐに効果を自覚してもらうことが比較的容易です。

しかし、慢性腰痛はそう簡単にはいきませんでした。「どんなに腰をほぐしても、なぜぶり返してしまうのか?」これが私の臨床における最大の論点であり、様々な視点から検証を重ねてきました。

そこで行き着いた、慢性腰痛が治りにくい最大の原因。 それは、施術の方法論ではなく、「患者様ご自身が、自分の痛みを正確に理解(知覚)できていないこと」にありました。

◼︎ 「どうすると痛いですか?」に隠された罠

院に足を運ばれた際、私は必ず「どういう動きをすると痛いですか?」と質問します。

その際、慢性腰痛を抱える方の多くは、このように答えられます。

  • 「今はベッドに座っているので、あまり痛くないです」
  • 「ずっと立っていたり、長く歩いていると痛くなります」
  • 「車から降りる、あの特定の瞬間だけ痛むんです」

実は、ここに最大の罠が隠されています。「特定の時だけ痛い」と感じているのは、言い換えれば「動かしていない時は、自分の身体がどう制限されているか分からなくなっている」という状態なのです。自分の痛みを正しく理解できていないことこそが、慢性腰痛を長引かせる根本原因です。

◼︎ 痛みをあえて再現する「4つの動きのチェック」

これを解消するために、当院では主に【4つの動きのチェック】を導入し、その場で腰の痛みを「あえて再現」してもらう取り組みを始めました。

画面の前で、ぜひご自身でも試してみてください。

🔎 毎日できる「4つのセルフチェック」

  1. 背中をねじる: 椅子に深く座り、胸の前で腕を組みます。左右に大きくねじります。
  2. 背中を倒す(側屈): 姿勢を正して座り、体を真横に左右に倒します。
  3. 腰をねじる:寝た状態で膝を立てて、左右交互に膝を倒し腰をねじります。
  4. 股関節を曲げる: 仰向けに寝て、片方ずつ膝を胸に近づけるように抱え込みます。詰まり感や、腰への響きがないか確認します。

実際にこれらを動かしてもらった際、「えっ、この動きでは別に痛みは感じないよ」とおっしゃるケースもあります。

しかしそれは、治っているからではありません。実際には、「痛みを感じないくらいに、組織が強固に緊張して固まっている」か、長引く痛みに耐えかねて「脳がこれ以上痛みを感じないように感覚を麻痺させている(防衛反応)」ことが原因なのです。

◼︎ 治癒を促す唯一の方法は、あなたの「自覚」で

もし、この4つのチェックの中で、例えば「背中を右にねじった時に、いつもの右腰の痛みが再現できた」とします。

実は、このように原因となる痛みをその場で構成(再現)できさえすれば、その痛みを取り除くことは当院の技術をもってすれば決して難しいことではありません。

「確認 ➔ 施術 ➔ 確認」というステップを踏み、その動作での痛みをその場で改善させる施術に関して、私はすでに絶対の自信を持っています。

しかし、ここに施術家としての私の、最もお伝えしたい真実があります。 一時的に痛みが消えても、身体の「治癒」そのものが生じなければ、慢性腰痛は根本からは治りません。そして、その治癒を促す唯一の方法こそが、患者様ご自身の【自覚(自分で覚えること)】なのです。

要するに、慢性腰痛が改善するかどうかは、私自身の施術テクニックが優れているかどうかという問題ではありません。

患者様ご自身が、「あ、自分の身体は日々こんなに動きが制限されていたんだ」「今、ロックが外れてこれだけ動きに差が出たんだ」と、自分自身で強く自覚することでしか、脳の回復スイッチは切り替わらず、本質的な治癒は生じないのです。

◼︎ 4つの動きがすべて改善したとき、慢性腰痛は消え去る

だからこそ、皆様にお願いがあります。 毎日ご自身の手と目で、この「4つの動作」をチェックしてみてください。日々自分の身体と対話し、動きの制限を「自覚」する。そして、この4つの動きすべてが滑らかに改善されたとき、あなたの慢性腰痛は跡形もなく消え去ります。

この「自覚と調律」の精度を極限まで高め、長年の痛みを本気で終わらせるために、この6月・7月は【初回15分無料延長キャンペーン】を設けました。

ただ長く揉むための時間ではありません。あなたのお腹と背中のロックを精密に見極め、あなた自身に強烈な「変化の差(自覚)」を持ち帰ってもらうための、特別な15分間です。

新しくブラッシュアップされた当院の腰痛へのアプローチと、私の想いのすべてをこちらのページに書き尽くしました。

もし、ご自身だけでなく、まわりで「どこに行っても腰痛が治らない」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひこのページを教えてあげるか、当院へのご紹介という形で、一歩を踏み出すきっかけを創っていただけないでしょうか。

あなたご自身が身体の真実を「自覚」し、本来の自然体を取り戻すサポートを、これからも全力で続けてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

くまのて接骨院 院長 熊谷 卓眞

-症状別・改善コラム

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