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施術

「施術後の痛みは回復のサイン?好転反応と心理的影響の理解」

施術後に痛みや不快感を感じることがありますが、それが必ずしも悪い兆候ではありません。
多くの場合、これは「好転反応」と呼ばれる現象で、体が回復に向かっているサインです。
このブログでは、好転反応とは何か、どうして痛みが一時的に悪化するのか、そしてどのようにポジティブな変化として受け入れるべきかについて詳しく説明します。

1. 好転反応とは

好転反応は、体が施術によって回復過程に入っている証拠です。
施術後に痛みや不快感が現れることがありますが、これは体が新しい状態に適応し、新たに状態を認識できるようになったからと言えます。具体的には、施術によって血流が改善し、弾力性が回復し始めると、体はその変化に対して一時的な反応を示すことがあります。
これにより、痛みが感じられることがありますが、これは回復の一部であると考えられます。

細胞は良くできている

悪い状態の細胞は一時的に休眠状態になります。
休眠状態は、細胞はATPを産出させずに、状態が好転するきっかけを待っていると言えます。
その部位に光を照射し、状態を好転させることで、知覚や感覚が正常に機能し痛みを認識できるようになったと考えます。

2. 施術後に見られる3つの症状

施術後には、以下の3つの症状が考えられます:

  • 悪化症状
  • 変わらない
  • 改善症状

変わらないという場合にも、実は変わっていることのほうが多いです。
肩が30度も上がらなかったのが、90度上がるようになっても痛みが変わらなければ多くの人は変わらないと答えます。
しかし、肩の可動域が明らかに変化があれば、それに気付きポジティブな心理に気付かせるのも施術力といえます。
そのため施術力をヒーリングと称しています。

3. 好転反応のポジティブな側面

好転反応は、単なる痛みや不快感ではなく、体が正常な状態に戻りつつある証拠です。
施術によって弾力性が回復し、可動域が広がることで、感覚や知覚が正常な状態に戻ります。
これにより、痛みを正しく認識できるようになり、好転反応が現れます。

悪くなったことも、変わらないことも、良くなったことも、すべてポジティブな施術に切り替えることもできます。
自分の状態を受け入れ、認識することが出来れば、それが自然治癒力の産出に繋がります。
心理的にネガティブ人とポジティブな人では、このような回復力にも違いが生まれますし、施術は共同作業であり、共感性をひとつにする施術力も大切になります。

痛みを受け入れ、状態や症状を受け入れ、今しっかり取り組むことが生涯にわたり身体的価値を高めることが出来ます。それだけ身体には価値があります。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

【柔道整復師 熊谷 卓眞(kumagai takuma)】熊谷の手で施術するくまのて接骨院

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