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根本原因・自然治癒力:ヒーリング

無意識な問題に気づく工夫が治癒を高める

2024年5月8日

痛みや不調はひとりひとり戦略を変えて取り組む必要があります。

因果や原因に記したように、問診/視診/触診を使い、ひとりひとり原因を捉え、ひとりひとりが癒しのエネルギーにより自然治癒力が促進されることで、自然治癒力を高め痛みや不調の根本改善に繋がります。

当院は、医学的だけではなく、ひとつの痛みや不調の根本改善を基本としています。

  • 自然治癒力が思考的な治癒の促進
  • 原因を知ることが心理的な治癒の促進
  • 問題をみつけるが身体的な治癒の促進

原因は過去から起因し現在の問題を引き起こします。
問題を正しく知ることが出来れば、自分で癒しのエネルギーを促進させ治癒させることも出来るのです。

問題となるのは、意識と無意識の2つ

意識できる問題は、主に痛みです。
結果的に生じた痛みは、意識できる問題のひとつです。
痛みや不調には必ず別の問題がありますが、その別の問題を意識することは難しいです。

例えば腰の痛みを意識したことで、別の問題は更に意識できなくなります。

癒しのエネルギーを促進させるには、この意識した腰の痛みではなく、無意識な痛みを認識しなくてはなりません。
その無意識な問題が根本原因であり、無意識な問題を意識することが出来れば、自然治癒力が高まります。

無意識な痛みのほとんどは過去の問題から起因している因果によって引き起こされています。
痛みは認識することで痛みを感じるので、認識しない痛みも実際身体のあちらこちらに存在しますが、すべての痛みを脳は意識認識していません。脳に正しく身体の状態を伝えるためには感覚や知覚を使い、伝える必要があります。

認識できない痛みや不調は、身体に残り続け、そのうちに別の痛みや不調の原因となります。

例えば捻挫


足を捻挫して、痛みが引いたので、治ったと思っても、もしかしたら治っていないかもしれません。
それは痛みを感じなくなっただけで、実は問題を起こしているかもしれないので、無意識な痛みとして残り続けるかもしれません。

その捻挫の痛みは通常の日常生活では問題を起こさなくても、いざ運動をすると痛みを感じます。

その時に脳はまだ足首の捻挫は治っていなかったことを自覚することが出来ます。そのように無意識な身体の痛みや原因はあちこちに残っていて、それが様々な不調や痛みの根本原因となっています。

無意識な痛みも自然な賜物

あなたが体を痛めた際の受傷から治癒の細胞の働きを知っていますか。
受傷した際に細胞は均衡を失います。そして細胞は自ら細胞死を起こし細胞を膨張させ自らを破壊します。それは自然な機序であり、細胞修復に必要な細胞死といえます。これは自然な働きで、無意識なものです。この時に働くエネルギーは単純なもので、浸透圧を使って細胞の移動を行います。

難しいことを考えなければ、いずれ自然に細胞の均衡はいずれ保たれるということで、通常なら組織は自然治癒力が働き回復します。

例えば、たんこぶ


あなたは、転んで頭を打ち、たんこぶを作りました
。2~3日はズキズキして痛かったですが、それ以降痛みを感じません。それは治ったのですか?違いますよね。触ればまだぷくっとしており、押すと痛みを伴います。触ることで痛みがあるかどうか認識することが出来ます。

無意識な痛みですが、身体はいちいち痛いを感じてはいられない自然な働きが備わっています。

基本的に痛みは、知覚や感覚を使わないと認識できません。

それが自然は反応なのですが、普段腰に痛みを感じていない人でも、今、この文を読みながら腰を意識しながら腰を丸めたり反らしたりした際、痛みを感じませんか。

それが無意識な痛みであり、体はあらゆる部位にこの無意識な痛みが残り年齢と共に蓄積されているともいえます。
なので、年齢を重ねて痛みを感じた場合には、過去の原因をひとつひとつ探り取り除く必要があるので、時間がかかります。

腰痛は結果的に生じたものあり、小さな問題が積み重なり引き起こしていると考えます。
その問題をひとつひとつ見つけるには、問診触診視診をしっかり行う必要があり、ひとりひとりに対して腰痛を改善するための戦略が必要です。

問診触診視診を行わない場合には、原因を見つけることは出来ません。

画像診断だけで、原因を把握することはできません。
画像診断でわかる腰痛は10~20%であることは医学の事実です。

また、画像診断上の状態も腰痛の根本原因ではなく、結果的に生じた状態です。
もちろん、ひとつの原因として画像診断上の状態を知る必要は参考にはなりますが、痛みの原因は、問診視診触診により探ることが適切です

専門的にみればみるほど、実は視野を狭くしていることもあります。

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【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

「施術の本質を追求し続け、長い探求の末にようやく辿りついた入り口の扉。今後は多くの人々の健康に寄与できるよう、積極的に知識と経験を発信していきます。」

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