なぜあなたの痛みや不調は治らないのだろうか?
その理由のひとつに、『原因が分からないまま』にし、根本的な対策をしていないことが考えられます。
根本原因には、姿勢・循環・動き・生活・認知に関連する様々な原因が、複雑に絡み、原因が原因を作り根本原因を捉えることが難しくなっています。
根本原因を知り改善するためのファーストSTEPをご案内いたします。

STEP1【姿勢や歪み】が根本原因
姿勢の歪みや崩れが、痛みや不調の根本原因となっているケースは大変多いです。
腰痛・膝痛・肩痛などの関節痛をはじめ、坐骨神経痛などの神経痛、腱鞘炎や肉離れなどの痛みも姿勢が問題となり、慢性化難治化しケガの原因にも繋がります。
あらゆるケースで姿勢の歪みをチェックする必要があります。
正しいチェック方法が機能することで、原因を特定することが出来ます。しかし、病院はもちろん、整骨院や鍼灸院などで、歪みや姿勢のチェックは機能しているとはいえません。
☑️姿勢をチェックし、なぜその姿勢になっているのかを確認します。
▶️その姿勢により、どのような不調や痛みに繋がる原因となっているのか問診視診触診を通じて説明いたします。
👇姿勢や歪みについて更に詳しくご案内していきます。
カイロプラクティック【バランス療法】の理解
当院は、様々な手技療法が統合された施術を行います。
そのひとつにバランス療法があります。
脊柱の歪みや関節の歪みを治すことで、その歪みが引き起こしていた問題は、是正されます。
身体の歪みをチェックする際に、カイロプラクティックの検査法は大変役に立ちます。ただ、当院はカイロプラクティックなどの矯正方法は使用しません。
なぜなら、根本原因をみつけ、適切に問題部位へ施術することで自然に歪みは治り、痛みや不調は軽快することを知っています。
STEP2【循環や滞り】が根本原因
循環とは、血液だけでなく、身体全体が滞りなく流れている状態です。
循環が良ければ、滞りも生じにくいです。
滞りとは、代謝が起きずにエネルギーが停滞している状態です。何らかの原因により滞りが生じている場合に、その滞りを解消する必要があります。例えば、筋肉の硬結(コリ)や神経の圧迫やむくみなどが滞りの原因と関係します。
その滞りを解消すれば、次から次へ代謝が生まれ、エネルギーが働き循環がよくなります。
滞りががあるかどうかも中々自分では気づくことも難しいです。なぜなら『その状態を認知できない』からです。
滞りがある部位は、脳はその部位を認知することが出来ないため、その滞りがあることに気付くには、押したり、動かしたりし、脳に知らせる必要があります。
多くの不調も滞りが関係し、どこに滞りがあるかを知ることが出来れば症状は軽快していきます。
不調との関連について👇
循環や滞りの改善に鍼灸や経絡
ツボなどの圧痛やツボの流れの経絡は、滞りと関連する部位に多く、その滞りを解消することで様々な痛みや不調だけでなく、五臓六腑や自律神経にも良い影響があるというものです。
循環や滞りが痛みや不調へと繋がっている場合に、その滞り部位を鍼灸療法や当院の場合は近赤外線などで解消することが出来れば、痛みや不調は軽快します。
鍼灸に限らず、施術で大事なことは、問診視診触診により、どこに滞りが生じているのかを確認する作業となります。
STEP3【動きや不自然】が根本原因
関節などの動きが悪くなることが痛みの原因に繋がります。
動きが正常で支障がない場合、痛みに繋がるリスクを最小限に抑えることが出来ますが、動きに支障がある場合に、様々な痛みや慢性化のリスクが高くなります。
動きが良ければ、スムーズに滞りなく、関節周囲の細胞は摩耗することがありませんが、何らかの原因により関節の動きが悪くなることで、関節周囲の軟部組織は摩擦が生じやすくなります。関節の動きが悪くても炎症が生じていなければ、痛みなどの症状は未だ感じていないかもしれません。しかし、動きが悪くなっていることに気付かずに、その状態で使い続ければいずれ限界を超え発症します。
各関節には正常な動きというものがあり、明らかに問題があっても、そこに問題が生じているかどうかは中々自身では気づくことが出来ません。
例えば、肩が130度しか上がっていなくても、生活に支障はないため問題ないと感じます。しかし、90度しか上がらないほど関節の動きが悪い状態で使い続ければ、やがて炎症し痛みとなり、問題があることにそこで気づきます。
その時も多くの人は突然痛みが出たと感じますが、そうではなく、徐々に摩擦が生じやすくなっていることに気付かず、使い続けることで、いずれ限界を超えて痛みの原因となります。
医学や西洋医学の理解
痛みの根本原因を探るうえで、医学などの西洋医学は、原因を鮮明にしてくれます。
基礎的な解剖学や生理学は、身体の動きや生理機能の働きを解明し、その働きや動きを鮮明にしてくれています。
関節の動きや細胞の働きをより理解出来れば、施術者はその状態がどのような状態か解剖せずとも状態をビジュアル化し、理解することが出来ます。痛みや不調も西洋医学は状態を理解するためには不可欠ですが、原因を理解するには、また違った視点を持つ必要があります。
それが、これらの歪みや動きや滞りなどの根本原因を理解するために必要な知識となります。
STEP4【生活や過去】が根本原因
STEP1~3を解消してもそれが生活習慣に起因するものであれば、それらの改善も根本改善に繋がります。
例えば、良かれと思ってやっているトレーニングや体操やウォーキングが治癒を停滞させている場合があります。
治しても治してもまた痛みが出る場合に、無理に関節を自然な動き以上に伸ばしたり動かしていることで、摩擦が生じ炎症が慢性化することがあります。その場合には、いつまで経っても治癒しにくく、不自然トレーニングが身体に問題を起こしています。
また、それらが何年も続けてきたから大丈夫と思い込んでいることがあります。STEP5の認知の問題とも関連がありますが、何年も運動を続けているので、それが痛みの原因ではないと思っていても、実際に、関節の動きの悪さや身体の歪みが生じている状態で運動を続ければ、いずれ摩擦が生じ炎症を引き起こします。
運動は何のためにやるのでしょうか。運動は健康維持と自身の成長と身体的価値の向上の為に行うものです。
また過去の運動やケガも歳を重ねていくと表面化されていくことがあります。今の自分は過去何をしてきたかで構築されてきた結果です。そして未来をどうしたいかによって、先入観を取り除き今の現状を変えることが出来ます。
ストレッチなどの運動療法の理解
当院は、施術後必ずひとりひとり運動の仕方を指導します。
ひとりひとりの状態や症状に合わせて、適切な運動方法を指導するためには、様々な知識や経験が必要です。
例えば、肉離れをした際に、ストレッチをしていいかどうかわからなければ、大抵の場合安静を支持されますが、当院の場合には、治癒力に繋がることを理解しているので、正しいやり方で運動の仕方を教えることで治癒力を最大化させます。
また、間違えた運動の仕方は身体の健康を害することにもなるため、正しい運動の仕方を教え、身体的価値を向上させる取り組みをしています。
施術者は、自身をより理解するスポーツ選手とは違い、身体の様々な働きををより理解しています。そのため、ひとりひとりに合わせて正しいやり方で運動方法を指導することが出来ます。
STEP5【認知や神経】が根本原因
STEP1~4で様々な原因を改善してきても、認知はもしかしたら最も重要な原因になりかねないです。
認知は、知って認めると書きますが、施術者が『こうです』と説明したものを患者自身が『それは違う』と思い込んでしまえば、施術はそこで終わりになります。
また、患者自身が『ここが悪い』と思い込む先入観により、治癒が停滞することがあり、施術者はその先入観を変えるための工夫が必要です。
高齢の方の場合は、『年だから』『もう治らないわ』と言った思い込みは、治癒力が生じにくく、通院も積極的でなく、治ることを諦めがちとなります。
これが認知なわけですが、自分の状態を改めて知り、それを認めることが出来れば、身体は癒しのエネルギーが生じて自然治癒力により多くの痛みや不調は軽快する力が年齢関係なく備わっています。
ただ、これは施術者が教育的に強制することとは違います。
『これはこうだ』と説明しても、患者自身が認知していない状態で通院を続けても、いずれ状態は停滞し通院も続かなくなります。
物理学や心理学や真理の理解
当院は、多くのことを統合した施術を行っていますが、その中でも物理や真理や心理などの理は施術には不可欠なものではないでしょうか。
痛みは科学では、証明できていないことが多く、物理的な痛みや不調は創造的に因果を捉えることで原因を探ることが出来ます。
それは物理の思考実験と同様で、宇宙の始まりを捉えるのと似ています。身体の痛みや不調は『なぜそれが生じたのか?』という疑問をもつことから始まります。
残念ながら現代医療はこれらの理を無視した対症療法が当たり前に行われているため、痛みや不調を根本から改善することは出来ません。
まずは、そのことを多くの人は『認知』することから始める必要があります。『なぜその症状が生じたのか?』それには理由があり、その理由を知るためには、問診視診触診などで『自覚(自分の状態を覚える)』し、原因を知ることが充実した日々に繋がるためのファーストSTEPといえます。