協力筋ストレッチの基本
~前腕を伸ばす際には指先まで意識~
協力し合う筋肉を意識する事でストレッチの効果を高めることが出来ます。
協力筋とは
すべての筋肉は単独で力を発揮するわけではなく、周りの筋肉と協力し合い力を発揮させています。そして協力筋を意識する事でストレッチの効果を高めることが出来ます。
伸筋と屈筋
協力筋の反対で伸筋に対して拮抗する働きをする筋肉を拮抗筋といいます。
例
前腕屈筋群の拮抗筋は前腕伸筋軍
協力筋を意識してストレッチをかけることで効果が高まりますが、続いて拮抗する側のストレッチを行う事で血流量を増幅させ、冷えや浮腫みなどの改善にもつなげることが出来ます。
協力筋を意識してないストレッチ
協力筋を意識したストレッチ
関連筋
協力筋や拮抗筋をストレッチしたら今度は関連する筋肉をストレッチします。前腕のストレッチを行ったらそれと関連しそうな上腕屈筋(上腕二頭筋)や上腕三頭筋のストレッチを続けて行う事で末端で良くなった血流を今度は中枢(心臓)へ戻すよう働かせます。
前腕だけのストレッチよりもこうして関連する筋肉をストレッチするだけでも腕全体が軽くなる事を即座に実感する事が出来るハズです!