はじめになぜ前腕伸筋のストレッチが必要なのか
当院では、この伸筋群のストレッチを原因不明(いつ痛めたか分からない)の肘や手首の痛みに対して指導することがよくあります。
そして、当院の10個の姿勢分析で尺骨に問題を確認し、尺骨のハンド調整を行う方に対して特に有効なものです。
前腕伸筋は、協力筋や2関節筋を構成
前腕伸筋群は、肘の外側から指先の関節につく筋腱により構成されます。(以下のイラスト参照)
前腕の筋群は肘関節から手首をまたぎ●に付着します。
- 手根骨・中手骨部
- 中節骨部
- 末節骨部

そのため、これらをなるべく、協力しあう筋群を同時に伸ばすことでより効果を高めることができます。
前腕伸筋群のストレッチのやりかた
前腕のストレッチをご紹介いたします。指の変形予防や指先の冷え予防にも有効となるストレッチです。
指先を曲げた状態で行うストレッチ
- 肘を伸ばし手を真っすぐ前に伸ばします。
- 指先を握りこみます
- 中指と人差し指の当たりを逆手で押さえ手前に引きます。


重要な点
このストレッチではなるべく指を伸ばさないように行います。指の伸筋群全体を伸ばすことが今回のポイントです。これらを10個の姿勢分析、尺骨の調整を同時に行い、日々のセルフケアで改善を促進させることが当院の施術のポイントになります。

このストレッチと効果のある疾患例
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くまのて接骨院が教える基本のストレッチについて