シンスプリント(骨膜炎)は主に下腿の脛骨の内側の下3分の1に発生する骨膜の炎症のことをいいます。重症化すると腓骨周囲も炎症し腓骨側の骨膜炎を発症する事があります。骨膜炎の前段階では腱膜炎などの症状もあります。骨が隆起するように骨膜が浮かび、剥がれると疲労骨折と診断されます。疲労骨折では痛みも強く歩行時の痛みも強いため、レントゲンなどで特定診断することも必要があります。多くの場合には、安静により症状は治まりますが、その間になにも対処しない場合には再発することが多いです。再発を抑えるためには炎症をしっかりとることが大切ですが、接骨院ではシンスプリントを診る際に触診により骨の隆起を確認し、原因を推察します。原因のひとつには、仮性延長というものがあり、左右で脚の長さが異なる場合に、長い脚と短い脚では痛みの出る部位が異なることがあります。身体の歪みを改善したり、必要なストレッチを行う事で再発予防と早期改善を行う事をくまのて接骨院では目指しています。
シンスプリントの原因

シンスプリントは骨膜の炎症のことをいいますが、その初期症状の段階では筋腱膜に問題を起こし、重症化すると疲労骨折に繋がります。
シンスプリントを発症しやすい人の特徴
- 身体が硬い
- 脚のむくみ
- 重心の崩れ
- 身体の歪み
- ホルモンバランスの乱れ
思春期の女性に多いことや骨に影響を受けることからホルモンバランスや代謝にも問題がある事が分かります。食事の改善や工夫も効果的です。
片側の発症である場合には身体の歪みや姿勢の改善も有効です。
血流の改善や浮腫みの改善が効果的のため、柔軟性の改善や筋肉のポンプの働きの改善も有効です。
シンスプリントの治療

施術により脚の浮腫みや腫れを改善する施術を中心に行います。効果的なストレッチや日頃のケアの仕方などもアドバイスしながら早期改善・根本治療を目指していきます。