ランナー膝のイラストと膝だけじゃないランナー膝の原因ノテキスト

ランナー膝でお困りの方ののチェックポイント

姿勢と歪み身体の連動性 脊髄・末梢神経の働き 膝の痛み(変形・オスグッド、ランナー膝など)

【ランナー膝】なぜ、あなたの膝痛は安静にしていても再発するのか?その痛みの本当の原因は、膝にはありません。

2025年3月2日

当院は、腰から来る「神経」と、あなたも気づいていない「身体の癖」に光を当てます。

はじめに:もう一度、心から走る喜びを取り戻しませんか?

  • 「また痛くなるのが怖くて、思い切り走れない…」
  • 「フォームが悪いのだろうか、と一人で悩み続けている」
  • 「このまま、大好きなランニングを続けられるだろうか…」

ランニングを愛するあなたにとって、膝の外側に走る痛み、「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」は、非常につらく、そして先の見えない不安なものですよね。 安静にして痛みが引いても、また走り出すと再発してしまう。その負のループに、心を痛めているかもしれません。

しかし、ご安心ください。その痛みには、必ず原因があります。

一般的な見解と、そこに隠された「本当の問い」

一般的に、ランナー膝は、太ももの外側にある「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」が、膝の外側の骨とこすれて摩耗し、炎症を起こしている状態と説明されます。 そして、その対策として、安静やアイシング、太もも外側のストレッチなどが推奨されます。

しかし、ここで一つの、最も重要な問いが抜け落ちています。 「なぜ、あなたの腸脛靭帯だけが、過剰に緊張し、骨とこすれてしまうのか?」

「走りすぎ」や「フォームの問題」だけで片付けてしまう前に、その背景にある、あなたの身体に隠された「なぜ?」に、私たちは目を向けます。

当院が考える根本原因:それは「腰の神経」と「無意識の癖」

長年の臨床経験から、私たちは、ランナー膝の根本原因の多くが、膝から遠く離れた場所にあることを突き止めています。

  • 腰椎5番に関連する「神経」の問題
    • 太ももの外側を支配する筋肉(大腿筋膜張筋など)の緊張は、実は、腰の骨(腰椎5番)から出る神経と深く関連しています。腰椎のわずかなズレや、骨盤の歪みが、この神経を常に過敏にさせ、太ももの筋肉を硬くさせているのです。
  • あなたも気づいていない「跛行(歩き方の癖)」 「下肢長差」
    • ランニングは、同じ動作を何千、何万回と繰り返すスポーツです。そのため、あなた自身も気づいていない、ほんのわずかな姿勢の癖や、歩行時のアンバランス(跛行)が、特定の神経や筋腱に、繰り返し「摩耗」というストレスを与え続けています。

【デルマトーム】なぜ、腰の問題が「膝の外側」に現れるのか?

では、なぜ「腰」の問題が、ピンポイントで「膝の外側」に痛みとして現れるのでしょうか。 その答えは、「デルマトーム(皮膚分節)」という、身体の神経支配の地図にあります。

デルマトームとは、一本の脊髄神経が、どの範囲の皮膚感覚を支配しているかを示したものです。 そして、ランナー膝で痛みが出やすい「膝の外側」は、まさに、腰椎5番(L5)の神経が支配している領域と、見事に一致するのです。

デルマトームの図

つまり、腰椎のわずかなズレや、骨盤の歪みが、この腰椎5番の神経を常に過敏にさせ、その支配領域である太ももの筋肉を硬くさせていた。 この 「神経の緊張」と、ランニングによる「繰り返される摩耗」こそが、あなたの膝に炎症を引き起こしていた、真の犯人なのです。

いくら膝周りの炎症をアイシングで抑えても、あるいは、硬くなった太ももの筋肉をストレッチで伸ばしても、その大元である「腰の神経」と「身体の使い方の癖」が解決されない限り、痛みの根本原因は残り続けます。 これが、「安静にしていても、また走り出すと再発する」という、つらいループの正体です。

どうすれば?「3つの特長」で、あなたの走りを取り戻す

当院では、この根本原因に対して、独自の「3つの特長」を用いて、的確にアプローチします。

  1. 【10個の姿勢分析】で、あなたの「癖」を可視化します まず、あなたの身体全体の歪みや、歩行・走行時の癖を客観的に分析し、なぜ膝の外側に負担が集中しているのか、その力学的な原因を、あなた自身にも「知って」いただきます。
  2. 【ハンド照射手技療法】で、神経の緊張を解放します 痛む膝だけでなく、その根本原因である腰椎5番周辺や、緊張している大腿筋膜張筋といった、本当の原因となっている組織に対し、近赤外線の「光」と的確な「手技」で、安全にアプローチし、神経の興奮を鎮めます。
  3. 【プランA/B】で、あなただけのゴールを設定します 「まず、次の大会を痛みなく走りたい」(プランA)という短期的な目標から、「もう二度と再発しない、効率的なフォームを身につけたい」(プランB)という長期的な目標まで、あなたの希望を尊重し、最適な計画を一緒に立てます。

まとめ:もう、痛みの不安に悩まないために

ランナー膝は、「安静」だけでは、決して根本的には治りません。 大切なのは、あなたの身体が発している「なぜ?」というサインに正しく耳を傾け、その根本原因にアプローチすることです。

「どこに行っても治らない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。 その一歩が、あなたが再び、心から走りを楽しめる未来へと繋がるはずです。

-姿勢と歪み身体の連動性, 脊髄・末梢神経の働き, 膝の痛み(変形・オスグッド、ランナー膝など)

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