2024からのくまのて接骨院のミッションついてまずは①未病の予防について考えてみる。
3つの未
①未病の予防②未来の健康③未完の追求
未病について調べていたら神奈川県でわかりやすい文面がありましたの引用致します。
神奈川県では、心身の状態を健康と病気の二分論の概念で捉えるのではなく、「健康」と「病気」の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す概念を「未病」としています。日常の生活において、「未病改善」により、心身をより健康な状態に近づけていくことが重要になります。
引用元https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/me-byokaizen/healthylifeexpectancy.html
『未』はいまだ~ないなどの意味があり、未来・未然・未病・未完などまだない状態。逆に未の反対語は私的には『過』と考える。過には過大・過信・過去などの前にあった出来事を指すことが多いです。そう考えると、神奈川の未病の概念はとてもわかりやすく、過去と未来の連続したものを健康と病気の連続概念として想像しやすくとても良い取り組みです。
過去は変えることは出来ないので、今取り組むことで未来の在る状態を変えることが健康に繋がる取り組みとなります。その中でも、どう予防するかがとても重要で、神奈川の未病の取り組みでは、食・運動・社会参加を掲げています。この他に私が重要だと考えるのは、『今』の状態です。自分がどういう状態で、痛みや不調が出てきているのか。まだ痛みや不調が出ていなくても、今その不調や痛みに気づくことがとても大切です。過去の状態から今を変えることもできますし、未来の状態を想像して今を変えることもできます。今が健康寄りなのか病気よりなのか状態を知ることで健康な未来を作ることが出来ます。
例えば、膝の痛みを伴う人が、急に痛みが出たと驚き多くの方が同じようなことを言います『今までは大丈夫だった』いかにも急に悪くなったと考えるのですが、そうではなく、必ず前兆があり、そこに気づくことが大切なのです。しかし、自分だけのもつ情報量では、実はなかなかそこにたどり着くことがが出来ません。なので、情報量の多い専門家にみてみらう必要があるのです。先ほどの健康と病気は連続的に変化しているものなので、早めにその変化に気づくことが重要で、生活に支障をきたすような痛みはかなり過度に負担をかけてきたものです。
痛みや不調がないからと言って、大丈夫だとは考えません。痛みは何らかの原因により、神経に圧迫や炎症をきたすことで発生します。この要因に、筋肉の硬さ・関節の硬さ・組織の炎症・軟部組織潤滑・血管の硬さなど様々複雑な問題が絡み、摩耗や圧迫が繰り返し生じることで小さな炎症や腫脹が広がり痛みを引き起こします。
当院のミッションには、未病を予防するための取り組みが含まれます。現在の状態の原因を明確にしお伝えすることで、未来に起こりうる痛みや不調を予防し、過去から生じる痛みの発生原因を理解すれば、対策・対処の仕方に雲泥の差が生じます。痛みが出た部位が必ずしも悪いとは限らず、痛みが発生した原因を考えます。それには、時間軸を意識し、過去から未来をイメージすることが含まれます。解剖学や生理学などの論理と、全体の森を見て部分的な木をみる感覚と、点と点をつなぐ経験の蓄積が必要になります。
論理・感覚・経験が未病の予防には必要であり、それらを高め多くの方のミッションを達成することがくまのて接骨院のミッションの一環となっています。