
はじめに:高く跳びたい、でも膝が痛い…と悩むあなたへ
- 「思い切りジャンプしたいのに、着地のたびに膝に激痛が走る…」
- 「練習を休んで、言われた通りストレッチもしているのに、痛みは一向に良くならない…」
バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプ動作を繰り返すスポーツに打ち込むあなたにとって、「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」はパフォーマンスに直結する深刻な問題ですよね。
しかし、もしあなたが、真面目にケアをしているにも関わらず、一向に改善の兆しが見えないのだとしたら。 もしかすると、そのアプローチは、「そもそも、痛みの原因となっている場所が違う」のかもしれません。
ジャンパー膝は特に、鑑別診断が重要な部位で以下のような疾患と間違われることがあります。
- オスグッド病(骨)
- タナ障害(滑膜)
- 膝蓋下脂肪体(滑液包)
ジャンパー膝の原因と見極め方
実際、臨床を重ねていても、ジャンパー膝の鑑別は以外と難しいです。
なので、まずは的確に診断するために、必ず圧痛などのアナログ的な触診がなんだかんだ一番的確です。
膝蓋腱は膝が伸びている状態では触診しにくいので、曲げた状態で膝蓋腱を押して痛みがあれば膝蓋腱の炎症を確認できます
しかし、膝蓋腱だけが痛みを伴っているケースは少なく、大抵その周囲の滑液包やクッション材となる膝蓋下脂肪体も炎症を起こしていると考えてください。
なぜなら、膝蓋腱はそれらのクッション材が機能していれば、炎症しにくく、膝蓋下脂肪体やその周囲の滑液包などの機能低下により膝下で摩耗し膝蓋腱が炎症を来たすと考えた方がしっくりきます。
なぜ膝蓋腱が炎症を起こすのか詳しく原因については院長のくまでブログで公開していきますので、こちらもチェックしてみてください
ジャンパー膝の施術方法

ジャンパー膝自体の患部への施術は、当院では近赤外線を照射する患部の調整によるアプローチを行います。近赤外線により筋腱は弾力性の回復が早期に見られるので、ジャンパー膝のような疾患であれば施術後すぐに痛みは軽快するはずです。
ジャンパー膝の原因に対するアプローチ
しかし、なぜジャンパー膝になったのか、その原因に対してもアプローチすることが、予防や早期回復には欠かせないアプローチです。
- 当院では、まず10個の姿勢分析で、客観的に問題を見つけます。
- そして、その問題がジャンパー膝であれば足首の硬さであることが多いので、その足首の硬さをハンド調整で原因(仙骨の調整)へアプローチします。
- 患部の調整と原因の調整により、身体全体が軽くなります。
- 更に、原因部位の問題を解消するために、的確なストレッチ指導を行います。
まとめ
膝痛でお困りでしたらご相談ください。ジャンパー膝などは、なるべく早い段階で回復することが出来る疾患ですので、放置し続けると今度は腰痛や肉離れなどのケガに繋がり、複雑な痛みへと悪循環をきたす恐れもあります。
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『膝の痛み』に光を当てるくまのて接骨院のアプローチについて
病院で『変形性膝関節症』『成長痛』『ランナー膝』などと言われ、シップやマッサージを試しても、なかなか改善しない。その背景には、まだあなた自身も気づいていない「本当の原因」が隠れているのかもしれません。