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生活習慣改善のヒント

ストレッチの原理

2020年4月6日

ストレッチイラスト
ストレッチを行うことで悪質な筋線維を取り除き筋肉のポンプの働きを改善
悪質な筋線維
悪質な筋線維は血液を循環させる働きを失ってしまいます。

ストレッチの基本原理

ストレッチを行うと、筋線維に伸長ストレスがかかり、これに耐えられない筋線維は断裂することがあります。筋線維が断裂することで、筋肉のポンプ機能が活性化し、血流が改善されるのがストレッチの目的です。つまり、ストレッチは単なる柔軟性の向上だけでなく、筋肉の血流を促進し、より良い筋肉の機能を引き出すために行います。

筋線維の健康とポンプ機能

ストレッチによって、筋線維の中で「悪質な」筋線維が取り除かれ、良質な筋線維が再生されます。悪質な筋線維は血液の循環を妨げ、筋肉のポンプ機能を低下させるため、ストレッチによってこれを改善することが重要です。良質な筋線維が再生されることで、筋肉のポンプ機能が正常化し、血液循環がスムーズになります。

悪質な筋線維の原因

悪質な筋線維が形成される原因は様々です。主な原因としては以下のようなものがあります。

  • 運動不足: 長期間の運動不足は筋線維の弾力性を低下させ、コリや硬結を作りやすくします。
  • 過剰な運動: 過度な運動や無理な使い方も筋線維に負担をかけ、断裂や損傷を引き起こします。
  • 損傷した筋線維の未修復: 日常生活やスポーツ中に筋線維が損傷し、そのまま修復されない場合、コリを作り、その部分が悪質な筋線維に変わります。

特に普段から運動していない人が急に運動をすると、筋肉痛が発生し、これが悪質な筋線維を作りやすい状態です。筋肉痛を放置すると、その部分に悪質な筋線維が残り、次回の運動時に問題を引き起こす可能性があります。

ストレッチによる改善

筋線維が硬くなると、血流が悪化し、筋肉のポンプ機能が低下します。特に小学校高学年から中学生にかけて、運動不足や姿勢の悪化が原因で身体が硬くなりやすくなります。このため、定期的なストレッチが重要です。ストレッチを行うことで、良質な筋線維を作り、悪質な筋線維を減らすことができます。これにより、筋肉のポンプ機能が改善され、血流がスムーズになります。

まとめ

ストレッチは筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、筋線維の質を改善し、血流を促進する重要な運動です。定期的にストレッチを行うことで、悪質な筋線維を取り除き、良質な筋線維を再生し、筋肉のポンプ機能を正常化することができます。運動不足や過剰な運動、損傷の未修復に注意し、日常的にストレッチを取り入れることで、健康的な筋肉を維持しましょう。

  • この記事を書いた人

【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2010年に青葉台に開院し、瀬谷高校や希望高校で部活動トレーナーとして学生アスリートの健康管理を行ってきました。地域の少年スポーツや高齢者向けに神奈川県スポーツ指導者セミナーを開催した経験があります。スーパーライザーセミナーやメディチャーライトセミナーを受講し、光照射のプロフェッショナルとして地域の皆様の健康を全力でサポートいたします。

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