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40代・50代の女性の体調管理:血流から整える心と体

40代・50代という時期は、それまで見えなかった不調が表面化してくることが増えてきます。「あれ? 今までこんなに疲れやすかったかな」「なんだかむくみが取れない」「耳鳴りが気になる」──そんな変化を感じていませんか? これは、ただの老化現象ではありません。今まで蓄積されていた小さな不調が、少しずつ表面化してきただけのことです。

この時期に心身を整えることは60~70代の健康管理に繋がります。
その変化を「調子が悪い」と否定的に捉えるのか、それとも「変化のサイン」として前向きに受け入れるのか。自分の体と心に向き合うことが、これからの体調管理の第一歩です。

不調の正体は血流の滞りから

血流は、心と体の調和を支える大切な基盤です。
血液が体中をめぐることで、栄養も酸素もきちんと届きます。ところが、年齢を重ねると、血流が滞りやすくなります。特に下半身での血行不良は、むくみや冷え、だるさを引き起こし、やがて他の不調へとつながっていきます。

体が重く感じられ、少しの疲れが長引くようになることは、多くの方が経験する変化です。これまでなら数日で治っていた不調が、回復に時間がかかるようになったと感じることもあるでしょう。これには、ホルモンバランスや自律神経の働きが影響しています。しかし、その背後にある大きな原因は、やはり血流の悪化にあるのです

「知る」ことから始まる体調管理

自分の不調の原因がどこにあるのかを知ることは、とても大切です。
「ホルモンのせいだから」「年齢のせいだから」と決めつけてしまうのではなく、日々の生活の中で蓄積された小さなズレが積み重なった結果だと理解すること。それを理解するだけで、体調管理のアプローチが変わり、治癒力も自然と高まります。

私たちの体は、状態が悪くなっても、その状態の悪さには中々気付くことが出来ない『順応』という性質があります。関節の動きや筋肉の状態、そして血流の滞りなどが起こっていても、少しづつ悪くなる変化に順応しています。その変化が身体の許容範囲を超えたところで症状として現れ、発症するといえます。

なので、まだ「病気」とは言えないけれども、確実に体のバランスが崩れ始めている状態を「未病」といい、この未病の段階で気づき、適切に対処することが、今後の健康を大きく左右します。

小さな変化を感じ取るために

当院では、問診や触診を通じて、普段は見逃されがちな体の変化を丁寧に確認します。
例えば、血液の循環が悪くなっている部分や、関節や筋肉に負担がかかっている箇所を見つけ出し、そこを整える施術を行います。

施術後に体が軽くなったと感じる方が多いのは、血流が促されて体が本来のバランスを取り戻し始めた証拠です。この変化を自分で感じ取ることで、「今までどれだけ体が重かったか」に気づくことができます。その「気づき」が、これからの体調管理に大きな意味を持つのです。

血流改善がもたらす心の変化

血の巡りが良くなると、不思議と心も軽くなります。
血流が滞っていた状態では、心も体もストレスを抱え込みやすくなりますが、巡りが良くなると、体の重さが取れるだけでなく、心もリフレッシュされます。精神的なストレスが軽くなると、ポジティブな気持ちが芽生え、日々の生活にも活力が戻ってきます。

体調の変化は、年齢とともに避けられないものですが、それをマイナスに捉える必要はありません。むしろ、このタイミングで自分の体と向き合い、体調を整える習慣を持つことが、これからの人生をより豊かにするきっかけになります。

おわりに:40代・50代を充実した時間に変えるために

いま、体が発する小さなサインに気づき、血流を整えることが、これからの健康を左右します。心と体はつながっており、どちらかのバランスが崩れると、もう一方にも影響を与えます。

「もう年だから」と諦めるのではなく、「今がチャンス」と捉えて、日々のケアに取り組んでみませんか? 運動やストレッチ、食事の見直しも大切ですが、まずは自分の状態を知ることが第一歩です。当院では、そのお手伝いをさせていただきます。あなたの40代・50代が、より充実したものになるよう、心を込めてサポートいたします。

  • この記事を書いた人

【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

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