ふくらはぎの脚攣り好発部位は筋腱移行部というふくらはぎ(腓腹筋)の内側です。
脚を攣る場合にもこのあたりをよく攣ります。
-
脚がつった筋肉痛と脊柱管狭窄症の関係について
脚がつる原因や対策を詳しく解説します。筋肉の問題だけでなく、腰部狭窄症が関与する可能性があります。適切な施術やストレッチで改善が期待でき、血液循環への影響も考慮して予防方法を紹介します。
続きを見る
腓腹筋を攣る場合には内側の好発部位が多いです。筋肉のポンプの働きが機能低下をおこし筋線維に血流が行き届かないようになると筋線維が弱り損傷しやすくなります。
腓腹筋内側が攣りやすい原因
- 足底のアーチの問題
- O脚の問題
- 左右のバランスの問題
- つま先の向きの問題
- 膝が伸びない
など
足底のアーチがつぶれ扁平足になっていたり、膝と膝がくっつかないO脚または膝が完全進展せずに腓腹筋が短縮を起こしていたり、左右のバランスの違いや脚の長さの違いにより腓腹筋の内側の筋肉が縮こまる事が原因です。
脚つり対策にはストレッチはこれらの問題を意識し腓腹筋のストレッチを奥までしっかり伸ばす必要があります。
- 足底のアーチを意識する。
- つま先の向きはまっすぐ
- 膝はしっかり伸ばす。
腓腹筋のストレッチの方法
ストレッチは上記のポイントを注視ししっかり深部まで伸ばす事でより効果的なものになります。
来院される方にちゃんとした腓腹筋のストレッチの仕方を教えるとここまで伸ばさなければいけないのかと驚かれます。
ストレッチはしっかりとしたやり方でやらなければ効果は出ない。
壁に手をつき、股関節を前に出すように体重を乗せ、膝関節はしっかり伸びるように伸展させます。
つま先の向きと体重の載せ方が最重要ポイント
指先を持ち上げることで足裏のアーチを構築し、協力筋となる腓腹筋によりストレッチがかかりやすくなります。
親指(内側)に体重を載せるようにすることで腓腹筋の内側にストレッチがかかるようになります。
ストレッチ時間
1~2分しっかり行い、最低でも5日間連続で行って下さい!段々伸びを感じなくなり触ると筋肉が柔らかくなる事を実感出来るようになります。