腰痛・背中の痛み

【ぎっくり腰 改善例】寝込むほどの激痛、本当の原因は「肩の動き」にありました

2025年3月24日

腰椎とぎっくり腰の改善例のテキスト

はじめに:「どうして、私が…」突然の激痛、その“本当の理由”知りたくありませんか?

  • 「くしゃみをした瞬間、腰に激痛が…」
  • 「顔を洗おうとかがんだだけで、動けなくなった…」

数日間寝込んでしまうほどの、つらい「ぎっくり腰」。 もし、あなたが今、「なんとかしてほしい」という藁にもすがる思いでこのページを読んでいるなら、ご安心ください。その痛みは、必ず良くなります。

そして、大切なのはその先です。 なぜ、あなたの腰は、ほんの些細な動きで限界を迎えてしまったのでしょうか?この記事では、その「本当の原因」と、再発を断ち切るための当院の根本改善アプローチについて、実際の改善例を元にご紹介します。

患者様からいただいた喜びの声

まず、今回ご本人の許可を得て、実際にいただいた喜びの声をご紹介します。

50代女性様・繰り返すぎっくり腰

「一人一人の個々の原因を考え、ケアを提案してくれて感謝」

他院のように電気をかけてほっておくようなことはなく、常に付きっきりで施術してくれます。ぎっくり腰一つにしても一人一人の個々の原因を考え、ケアを提案してくれて感謝しています。定期的に通って身体のメンテナンスをしていきたいと思います。 (施術の際に)姿勢の悪さと肩から背骨にかけての歪みを指摘された。

このように喜んでいただけることが、私たちの何よりの原動力です。では、なぜこの患者様の痛みは、これほど早く改善したのでしょうか。その背景にある、当院の分析とアプローチをご説明します。

当院の分析とアプローチ:なぜ、腰ではなく「肩」を見るのか?

検査で見つかった、本当の原因

この患者様は、2〜3日寝込むほどのぎっくり腰で、腰を伸ばせない前かがみの姿勢で来院されました。

しかし、当院では「ぎっくり腰」という言葉だけで判断しません。まず「10の姿勢分析」で、身体全体の歪みを客観的に調べます。

すると、痛む腰そのものよりも、腕を前から上げる動き(肩の挙上)が90〜100度で止まってしまうという、明らかな制限が見つかったのです。

当院の見立て:ぎっくり腰の“真犯人”

なぜ、肩の動きが悪いと、ぎっくり腰になるのでしょうか? 実は、腕を上げる際に重要な役割を果たす大きな筋肉(広背筋など)は、腰の骨(腰椎)を支える土台でもあります。

この患者様は、趣味で回旋系のスポーツをされており、その影響で肩周りの動きが悪くなっていました。その状態で無理に身体を動かし続けた結果、土台である腰椎に常に不安定なストレスがかかり、限界寸前の状態になっていたのです。

つまり、ぎっくり腰という「結果」を引き起こした真犯人は、**肩の動きの悪さに起因する「腰椎の不安定さ」**だったのです。

当院の根本改善アプローチ

  1. 原因部位への「ハンド調整」 痛む腰に無理な刺激は与えず、まず根本原因である**「腰椎の調整頚胸椎の調整」**を行います。これにより、身体の土台を安定させ、肩の動きを解放します。
  2. 患部へのアプローチ その上で、炎症を起こしている腰の患部に対して、近赤外線照射などで安全にアプローチし、痛みを鎮めます。
  3. あなただけの「ストレッチ指導」 施術によって改善した可動域を維持し、再発を防ぐため、この患者様には腰椎と頚胸椎の安定性を高めるための、ごく簡単なストレッチを処方しました。

改善への道のり

このアプローチの結果、初回の施術後には痛みが大幅に緩和し、次のご来院時には、痛みの7〜8割は軽快していました。ぎっくり腰のような急性腰痛は、このように本当の原因を特定し、的確なアプローチを行えば、驚くほど早く回復することが多いのです。

まとめ:その痛みは、身体からの重要なメッセージです

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

「ぎっくり腰」は、不運な事故ではありません。それは、あなたの身体が、限界に達する前に発してくれていた**「このままでは危ないよ」という、重要なSOSサイン**なのです。

大切なのは、痛みという「結果」に一喜一憂するのではなく、なぜ痛みが出ているのか、その「原因」を正しく知ることです。

もし、あなたが今、突然の激痛に襲われ、「このまま動けなかったらどうしよう」という不安の中にいるのなら。ぜひ一度、あなたの身体が発するメッセージを、私たちと一緒に読み解いてみませんか。たが安心して毎日を過ごせる未来へと繋がるはずです。

▼ ぎっくり腰だけでなく、慢性的な腰痛でお悩みの方へ 当院の腰痛に対する考え方の全てをまとめた、こちらの『腰痛 総合ページ』も合わせてご覧ください。

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