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横浜市地域活動

スクールトレーナー活動の振り返り|横浜市旭区希望ヶ丘

2010年から約5年間、私は公立学校でスクールトレーナーとして活動し、多くの生徒と向き合い、ケガのケアや予防に取り組んできました。活動を通じて多くの経験を得る一方、当時と今とでは子どもたちの生活習慣や体調管理の課題がより複雑化していることも実感しています。本ブログでは、スクールトレーナー時代の思い出とともに、子どもたちのケガの原因について振り返り、現在の課題に対する考えをお伝えします。

当時の活動を振り返る|先生方や生徒への感謝

私自身、バスケットボールをやっていたため、その恩師に誘われて希望ヶ丘でのスクールトレーナー活動が始まりました。今でもその恩師には感謝しきれません。私は、バスケットボール部、陸上部、ハンドボール部、サッカー部、バレーボール部と、さまざまな部活動を担当し、生徒たちだけでなく、理解のある先生方のサポートにも助けられ、本当に感謝しています。

当時の私は24、25歳という若さで、夢と情熱を持って施術に臨んでいましたが、今振り返ると知識と経験が不足していたため、右往左往することもありました。それでも、物理治療機器を持ち運び、できる限りの対応をする中で、生徒や先生方から喜んでいただけたことは、私にとっても貴重な学びとなりました。

ケガの原因は今も昔も変わらない|血流と柔軟性が鍵

なぜ同じようなケガが繰り返されるのか?

当時も今も、子どもたちがケガをする理由に大きな変化はありません。血流が悪く、関節がこわばった状態で運動を続ければ、ケガするのは当然です。

柔軟性のない身体がケガを引き寄せる
 血流が滞ると関節がこわばります。そのこわばりのせいで関節の可動域も狭くなります。この状態で激しい運動をすると、柔軟性のある子どもに比べて負担が大きく、ケガにつながります。運動量そのものが問題ではなく、その子ひとりひとりの状態や体調管理が重要です。

現代の生活習慣が与える影響
 ここ数年で子どもたちの生活習慣も変わったと感じます。スマートフォンの普及や学習スタイルの変化により、活動量が減る一方、食生活も多様化しています。好きなものばかり食べていると、思春期の身体は脂肪がつき、むくみや血流不良が起こりやすくなります。このような状態で運動をすると、当然ケガのリスクが高まります。

過去の経験から得た教訓|今ならこう指導する

血流改善と柔軟性の維持が最優先

今の私が当時の自分にアドバイスをするなら、「とにかく血流を意識しろ」と伝えます。血流が滞る原因は人によって異なりますが、科学的なトレーニングだけに頼るのではなく、ストレッチを中心に体が自然に機能する状態を作ることが重要です。

親や指導者への指導も大切
 親世代や指導者にも、血流が悪い状態で運動を続けるとケガにつながるリスクが高まることを伝えなければなりません。子どもたちの体調管理は、子ども自身に任せるのではなく、親や指導者が一緒になって取り組む必要があります。

簡単なケアが大きな成果を生む
 例えば、足のむくみや冷えがあるということを、まず知り理解する必要があります。冷えはむくみは見たりさわればすぐにわかります。その状態がその子にとって普通だとは思わず、その状態を取り除くためのストレッチや、バランスの取れた食事を意識するだけでも、体は軽くなり、パフォーマンスが向上します。

忘れられない思い|取り組んだ痛みのケア

過去には、部活動中にケガをして途中で辞めてしまった生徒もいました。当時、私は「必ず痛みを取る」と、全力で施術を行っていましたが、うまくいかないこともありました。とにかく運動できないくらい痛みが続くことで親の意見も「そんな痛いならやめれば」となり、その結果、勉強への影響を心配して部活を辞めてしまった子もおり、自分の力不足を痛感することもありました。

それでも、それを仕方ないとはいまでも思ってはおらず「取れない痛みはない」という信念は当時から変わっていません。どんな困難なケースでも必ず解決策はあると信じ、今も同じ熱意を持って施術を行っています。

未来へのメッセージ|今後の取り組みと目標

これからも、子どもたちが健康に成長できるよう、地域の皆さまとのつながりを大切にし、活動を続けていきます。親や指導者と協力し、血流改善や柔軟性の維持に重点を置いた指導を広めるために、まずは情報を周知させることが目標です。

親子での健康づくり
 家族全体で取り組む健康づくりは、子どもの成長を支え、ケガの予防にもつながります。親子でストレッチをする習慣を取り入れたり、食事を見直したりすることから始めましょう。子供などの年齢によっても出来るストレッチと出来ないストレッチがあるため、世代に合わせたストレッチというものがあります。

今後のくまのて接骨院の役割
 「くまのて接骨院」は、これからも地域の健康拠点として、誰もが気軽に相談できる場所であり続けます。親子で参加できるイベントや、学校・スポーツクラブへのサポートを積極的に行い、地域全体の健康意識を高めていく活動を予定しています。

  • この記事を書いた人

【柔道整復師】 熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2010年に青葉台に開院し、瀬谷高校や希望高校で部活動トレーナーとして学生アスリートの健康管理を行ってきました。地域の少年スポーツや高齢者向けに神奈川県スポーツ指導者セミナーを開催した経験があります。スーパーライザーセミナーやメディチャーライトセミナーを受講し、光照射のプロフェッショナルとして地域の皆様の健康を全力でサポートいたします。

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