はじめに:「寝違えただけ」その一言が、治りを遅らせているかもしれません
- 「朝起きたら、首に激痛が…」
- 「首が回らず、後ろを振り向けない…」
誰もが一度は経験する、つらい「寝違え」。多くの場合は数日で良くなりますが、中には痛みが長引いたり、何度も繰り返したりするケースも少なくありません。
実は、その治りの違いは、「寝違え」という言葉だけで、ご自身の状態を判断してしまっていることに原因があるかもしれません。この記事では、なぜ当院がその言葉だけで判断しないのか、その理由と、早期改善への道筋についてご説明します。
なぜ、当院では「寝違え」という言葉だけで判断しないのか?
「寝違え」とは、病名ではなく、朝起きた時に首周りに痛みがある「状態」を指す、非常にあいまいな言葉です。
痛みの本当の原因は、一人ひとり全く違います。それなのに、「寝違え」という一つの言葉で片付けてしまうと、適切なアプローチができず、かえって治癒を遅らせてしまう危険性があるのです。
大切なのは、あなたの首に、今、何が起きているのかを客観的な事実として正確に把握すること。そのために、当院ではまず「10の姿勢分析」を行います。
「10の姿勢分析」で見える、あなたの首の本当の状態
姿勢分析を行うと、「寝違え」と一括りにされていた症状が、全く異なるタイプに分かれていることが分かります。
- タイプA:可動域に明らかな制限がある 特定の方向に首を動かすと、ズキッと電気が走るような鋭い痛みを伴うケース。
- タイプB:可動域にはあまり問題がない 動かせはするものの、常に首周りに重だるさや張り付くような痛みがあるケース。
この2つでは、アプローチの仕方が全く異なります。当院では、この客観的な事実に基づいて、あなただけの最適な施術プランを組み立てます。
当院の根本改善アプローチ
痛みの原因が「炎症」である場合
タイプAのように、特定の動きで激痛が走る場合は、筋肉や腱に強い炎症が起きている可能性が高いです。この場合、痛みの原因となっている胸鎖乳突筋などの患部を直接調整しつつ、その土台となる「胸郭の調整」で首の可動域を確保し、早期の痛み改善を目指します。
本当の原因が、さらに別の場所にある場合
なぜ、そもそも首に負担がかかる状態になってしまったのか?その根本原因を探っていくと、骨盤の中心にある「仙骨」や、内臓の働きを支える「腹部」に問題が見つかることも少なくありません。
当院の「ハンド調整」は、このように痛む場所だけでなく、姿勢分析で見つけ出した本当の原因に的確にアプローチすることで、痛みを確実に取り除き、再発しない身体づくりを目指します。
まとめ:あなたの痛みと、正確に向き合いませんか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

「寝違え」という言葉は、便利な反面、あなたの身体が発している重要なサインを見過ごさせてしまう危険性もはらんでいます。
大切なのは、痛みという「結果」に一喜一憂するのではなく、なぜ痛みが出ているのか、その「原因」を正しく知ることです。その原因と、身体の状態が一致すれば、あとは身体が持つ自然治癒力が、あなたを快方へと導いてくれます。
もし、あなたが今、治らない痛みに悩み、「どうせ寝違えだから」と諦めかけているのなら。 ぜひ一度、あなたの身体の本当の状態を知るお手伝いをさせてください。