【はじめに】あなたは、こんな「思い込み」に縛られていませんか?
「ズキズキと頭が痛む…」 そんな時、あなたはどのように対処していますか?
- 「とりあえず鎮痛剤を飲む」
- 「つらい肩こりが原因だから、マッサージに行く」
- 「低気圧や天気が悪いから、これは仕方ない」
もし、これらがあなたの「当たり前」になっているなら、少し立ち止まってみてください。
その対処法で、あなたの頭痛は根本的に解決しましたか? もしかすると、それは**「原因」と「結果」を混同している**だけかもしれません。
こんにちは。くまのて接骨院のクマガイです。 施術者として多くの悩める方々と向き合う中で、「原因と結果の混同」が、いかに多くの人々を本質的な解決から遠ざけているかを痛感しています。
この記事では、頭痛に悩む多くの方が抱える「3つの俗説」について、Q&A形式でお答えしていきます。
【俗説Q&A ①】
頭痛の原因は「肩こり(首こり)」ですよね?
いいえ、多くの場合「肩こり」も「頭痛」も、同じ原因から生じた「結果」です。
これは、最もよくある思い込みの一つです。 確かに、頭痛持ちの方の多くがひどい肩こりや首こりを併発しています。だからといって、「肩こり=原因」と結論づけるのは早計です。
もし本当に「肩こり」だけが原因なら、マッサージや整体で首や肩を徹底的にほぐせば、頭痛は完治するはずです。
しかし、現実はどうでしょう? 「その場は楽になるけれど、すぐに再発する」 「マッサージでいくら強く揉んでもらっても、根本的には変わらない」
なぜなら、それは**「肩こりを生み出す、さらに奥にある本当の原因」**が放置されているからです。
身体のフォルム(姿勢)の乱れ、循環不良、内臓の疲労…。そうした「土台」の問題が、「肩こり」と「頭痛」という2つの「結果」を同時に生み出しているのです。
こりをほぐすのは、雑草の「葉」を刈るのと同じです。「根」が残っている限り、何度でも再発します。
【俗説Q&A ②】
頭痛は「鎮痛剤(薬)」で治すのが普通ですよね?
それは「治った」のではなく、身体が発するアラームを「止めた」だけです。
痛みは、身体にとって非常に重要な「アラーム(火災報知器)」です。 「身体のどこかに異常事態が起きているぞ!」と、あなたに知らせるための重要なサインです。
鎮痛剤を飲むことは、この火災報知器を「一時的に止める」行為に他なりません。 アラームが鳴り止んでも、火事(=問題の根本原因)は消えていません。むしろ、あなたが気付かない間に燃え広がっている可能性すらあります。
さらに深刻なのは、薬に頼ることであなた自身の**「自然治癒力(エネルギー)」が低下していく**ことです。
例えば、痛み止めの湿布を貼った部分が、ブヨブヨと「むくむ」のを見たことはありませんか? あれは、感覚を麻痺(無意識化)させた結果、身体が本来持つエネルギーを失い、治癒とは逆方向に向かっているサインです。
痛みを「悪者」として消すことばかり考えると、身体からのSOSから目を背け、本質的な解決からどんどん遠ざかってしまいます。
【俗説Q&A ③】
「天候(低気圧)」のせいなら、仕方ないですよね?
いいえ、問題は「天候」ではなく、「天候に左右されてしまうあなたの身体」にあります。
「天気が悪いから痛むのは当然」 「低気圧だから仕方ない」
これは、「自分自身を知る」ことから最も遠い、完全な外的要因への責任転嫁です。
冷静に考えてみてください。 同じ気圧、同じ天候でも、頭痛がまったく起きない人は大勢います。 その「差」は、一体どこにあるのでしょうか?
それは、身体の「土台(0→1)」が安定しているかどうか、です。
身体の内部環境を一定に保つ力(自律神経の安定性)がしっかりしていれば、外部の気圧が多少変化したところで、身体は揺らぎません。 天候の変化ごときで不調が出るのは、あなたの身体がそれだけ不安定(例えば「むくみ」を抱えているなど)であるというサインなのです。
「天気のせい」にしている限り、あなたの身体はずっと不安定なままです。
【結論】解決の答えは「自分自身を知る」こと
3つの俗説に共通しているのは、「原因」を自分の外(肩こり、薬、天候)に求め、「自分自身の身体で何が起きているか」という本質から目をそらしている点です。
「0から1」のアプローチとは、あなた自身の土台を創り直し、「自分自身を知る」ことから始まります。
では、私たちが臨床経験から導き出した「本質的な原因(仮説)」とは何か? なぜ、私たちは「頭痛」の解決に「腹部」や「足のむくみ」を重視するのか?
その答えは、note記事で詳しく解説しています。
「思い込み」から解放されたいあなたへ
なぜ「肩こり」や「頭痛」という「結果」が生まれるのか? 当院ではその本質的な原因を**「腹部の循環圧迫」と「脳のシグナル誤認」**にあるという仮説で追求しています。
この「0→1」の考え(私たちの哲学)の詳細は、note記事で公開しています。 「自分自身を知る」ための第一歩として、ぜひご一読ください。
また、この仮説を検証し、より多くの人を救う「本物の情報」へと昇華させるため、あなたの「身体の声」をアンケートでお聞かせください。