痛みを取るための技術力を十分に持っていたとしても、満足し喜んで頂けるかは別問題となります。
患者の感覚で軽快したことを、実感してもらわなければ、自己治癒力は高まりません。
そればかりか、強制的な施術は、患者と術者との間で不協和音が生じる恐れがあります。
例
施術者「バッチリこれで軽快させられた」
患者「いまいちよくなったのかわからない」
当院は強制否定はコンセプトに反します。
そのため特段変化が感じられなくても、特に問題はありません。
問題が生じるのは、患者の感覚を否定し、教育することに以下のような問題があります。
施術者「バッチリこれで軽快させられた」
患者「いまいちよくなったのかわからない」
施術者「いや、あなたの感覚はおかしい、これであなたはよくなっているのです」
そうではなく、よくわからないという感覚に問題はなく、それを肯定的にとらえ、患者に合わせた戦略を修正するか、特に治療にも問題がなければ、戦略通りに、変化が感じられるまで、患者を安心させます。
施術者は技術に自信をもち過ぎている場合、カリスマ性が患者の感覚を否定することが起きます。
✖️施術者の感覚に患者を合わせる
⭕患者の感覚に施術者が合わせる
強制的な治癒はどこかで持続力を失います。
治癒は患者の自然治癒力を促進させる必要があり、患者自身が変化を感じ取れるように、サポートするのが施術者側の役割となります。
施術者は、それだけ高い技術力が必要です。
技術力に問題がないからこそ、当院のヒーリング(施術力)が活きるといえます。
ヒーリングは患者の感覚を軸にした施術で、的確な技術力と施術力により心地良く自然治癒力を促進させます。
少しづつですが変化を感じ取れるようになれば、患者の自然治癒力が高まります。
そのために、まず自分の状態を知り、軸を作り変化を認識出来れば、自己治癒力が更に高まります。
実は、
自分の体の状態が分からないということに、脳はストレスを感じているのです。