はじめに:「肩が痛い」その本当の原因、見過ごされていませんか?
- 「子供に腕をしがみつかれてから、肩が痛むようになった…」
- 「レントゲンでは異常なしと言われたのに、痛みだけが続いている…」
もし、あなたがこのようなお悩みを抱えているなら、その原因は、あなたが今まで受けてきた「診断」そのものにあるのかもしれません。
この記事では、なぜ当院が「問診」を何よりも重視するのか、そして、それがあなたの長年の痛みを根本から改善するために、なぜ不可欠なのかをご説明します。
なぜ、一般的な治療では「本当の原因」が見過ごされるのか?
整形外科では、まず骨に異常がないかを確認します。骨折がなければ、それは「軟部組織の損傷」、つまり捻挫や肉離れといった大きな枠組みで扱われることがほとんどです。
しかし、「軟部組織」には、靭帯だけでなく、筋肉、腱、そして**「神経」**も含まれます。これらのどれが、どのように損傷しているのかを正確に見極めなければ、適切なアプローチはできません。
残念ながら、多くの治療院では「肩の痛み」という症状名に対して、肩をマッサージしたり、電気をかけたりといった、画一的な施術が行われがちです。しかし、もしその痛みの原因が、筋肉ではなく**「神経の引き抜き損傷」**だったらどうでしょうか?良かれと思ったマッサージは、火に油を注ぐようなものなのです。
当院のアプローチ:疾患名ではなく、「あなた」から始めます
私たちは、疾患名から施術を始めることは決してありません。なぜなら、同じ「狭窄症」という診断名でも、本当の原因がふくらはぎの筋肉断裂にある、といったケースもあります。
当院のアプローチは、極めてシンプルです。
- 問診: まず、あなたの物語を詳しくお聞きします。「子供にしがみつかれた」という事実から、私それが筋肉の問題か、神経の問題かを推測します。
- 視診・触診: 次に、あなたの身体を丁寧に観察し、触れることで、姿勢の歪みや動きの癖、痛みの本当の原因を探し出します。
- 分析: 最後に、「10の姿勢分析」などの客観的な指標と照らし合わせ、立てた仮説が正しいかを検証します。
この、「あなた」という個人から出発するアプローチこそが、本当の原因を見つけ出し、根本改善を可能にする唯一の道だと、私たちは信じています。これは、簡単なことではなく、長年、臨床の場で真摯に患者様と向き合い続けてきたからこそ、たどり着いた答えなのです。
具体的な改善例:肩の痛みの“真犯人”は「神経の通り道」でした
先日来院された、腕に痛みを抱える患者様。問診と検査の結果、私たちは痛む腕そのものではなく、鎖骨の下から肩甲骨にかけての「神経の通り道」で炎症が起きていることを見つけ出しました。

当院の根本改善アプローチ
- 原因部位への「近赤外線照射」 まず、根本原因である「神経の通り道」に近赤外線を集中して照射し、神経の興奮と炎症を安全に鎮めます。
- 関連部位への「ハンド調整」 次に、神経の緊張を助長していた身体全体の歪みを、独自の「ハンド調整」で整えます。
このアプローチの結果、初回の施術で痛みはほぼ消失しました。これは、痛む場所ではなく、本当の原因に的確にアプローチできたことの証明です。
まとめ:その痛み、正しく理解されていますか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
もし、あなたが今、マッサージをしても治らない、原因不明の痛みに悩んでいるのなら。 それは、あなたの痛みが、まだ誰にも正しく理解されていないだけなのかもしれません。