ひざ痛 腱炎・腱鞘炎

ランナー膝が治りにくい原因

ランナー膝は【腸脛靱帯炎】【膝蓋大腿疼痛症候群】といわれランナーに多い膝の疾患のひとつです。主に外側の膝の疾患で重症化すると治りが悪くなります。治りが悪い原因のひとつに、腱が肥厚し、大腿骨でこすれることで摩擦し炎症しやすくなっています。安静にしていても肥厚した炎症が自然治癒せずに、痛みが再発難治化しているケースが多々あります。当院ではそれらの肥厚した腱炎に対して、的確な治療をすることで肥厚を自然治癒させ、根本治療に取り組んでいます。ポイントは周囲の筋肉のポンプの働きを正常に戻す光と電気を使った施術により、血流を促し根本治療早期改善を目指します。

腸脛靱帯炎

ランナー膝の原因

ランナー膝は繰り返しの動作により膝外側で腱がこすれ発症する疾患です。くまのて接骨院では早期改善と競技復帰を意識した施術を行います。原因として考えられるものにO脚などの軸崩れや膝の可動域制限などの伸展制限などがあります。

O脚など膝の軸の崩れ

膝が外側に凸するO脚では外側部に摩擦が生じやすく、ランナー膝を発症しやすくなります。軸が崩れる原因として着地の足首の問題や股関節の軸の問題があります。体重が外側に乗ることで膝の外側に摩擦が生じやすくなります。また、開脚ストレッチなどもランナー膝を悪化させる原因のひとつにもなりかねますので、もし、開脚を意識したストレッチをよく行っている場合にはご注意ください。

余談

腸脛靱帯は, 膝関節屈曲30°以上で大腿骨外側上顆の前方に, 30°未満で後方に位置する. 繰り返しの曲げ伸ばしにより摩擦が生じ, 炎症が発症するといわれている。しかしながら,  摩擦による腸脛靱帯自体の炎症を認めず, 腸脛靱帯と大腿骨外側上顆間の滑液包の炎症や滑膜炎との報告もある. このため, 腸脛靱帯炎は「大腿骨外側上顆付近の疼痛を発症する病態」として考えられています。

ランナー膝が起こりやすい人の特徴

  • 大腿部外側の筋緊張や圧痛が強い人
  • 腰痛がある人
  • O脚の人またはX脚の人
  • 股関節が外に開きやすい人
  • 着地が外側にのりやすい人

ランナー膝の治療

膝の外側を中心に炎症の抑制・筋緊張の改善・血流の促進を行うことで早期改善に繋がる施術を行うことが出来ます。

どこに行っても治らない方も是非くまのて接骨院にご相談ください。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2006年柔道整復師国家資格取得|2010青葉台くまのて接骨院開院|2010~メディカルトレーナー・スクールトレーナー|2021イワイメソッド会員

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