変形性膝関節症は変性状態によりステージ分けされています。
割合
変形性膝関節症を有する割合は2,000~2,500万人とも言われ、その中で実際に痛みを伴っている方が800~900万人いると言われています。
- ステージ1骨棘形成
- ステージ2狭小化や軟骨破壊
- ステージ3より狭小化や軟骨破壊
- ステージ4裂隙消失し骨破壊
など骨棘・軟骨・関節裂隙・骨の状態により分類されています。
(膝周囲が腫れていたり、関節が不明瞭であったり、関節可動域が低下していれば何らかの膝のステージには移行しています。)
一般的にステージ4の裂隙消失に加え骨破壊まで進行すると痛みを伴います。突然膝が痛くなったという方もいらっしゃいますが、突然ステージ4になることはなく、少しづつ症状が進行している場合はほとんどです。
メモ
膝関節の狭小化だけでは痛みを伴いません。軟骨のすり減る様な場合にも関節軟骨自体に痛覚がないため痛みを伴わないと言われてます。しかし、関節裂隙が消失し軟骨がすり減り骨が衝突すると痛みを強く感じます。
なんとしてもステージ4にならないために関節可動域の改善・血流の改善・関節軸の改善・姿勢の改善などを行い、変形が強く出る前に対処する必要があります。
例え膝の痛みが強くステージ4と診断されていても、ステージ上の変化は変わらなくても日常生活動作でしたら痛みなく生活出来るようになるケースは少なからずあります。骨に問題があるといわれても諦めずに取り組むことは決して無駄なことではありません。
ご相談頂ければサポート致します。