むくみは筋肉のポンプの働きが低下しているところに発症し、むくみの有無は筋肉の状態を知る手がかりになります。一見むくみに気づいていない場合にも実はある特定の部位だけむくみがあることがあります。例えば脚であればむくみがあるか判断する指標として以下の部位がはっきりと浮かび上がっているかどうかで判断することが出来ます。
- アキレス腱
- 腓骨・腓骨筋腱
- 足首周囲の関節や骨
- 足の指の間
- 膝のお皿の周囲
- 膝裏
- 大腿部前膨らみ
- 大腿部外側の膨らみ
などむくみの部位でその人の状態や姿勢などを判断することが出来ます。むくみの部位に応じて施術を工夫することで、施術後に左右の脚の状態を見比べるとはっきりと左右の違いの差を実感して頂けると思います。脚のむくみの改善が出来れば、別の疾患の改善にもつながることが多いです。腰痛やひざ痛・股関節などの関節や筋腱の痛みだけでなく、肩こりや胃腸などの身体の不調の改善にも繋がります。
脚のむくみの部位によって、経絡の滞りを知ることが出来ます。例えば脚の全面には胃経があり、太ももの前のむくみや張りが強い場合には胃腸の不調を伴いやすくなるのですが、太ももの前のむくみを改善することで胃腸の働きを活性化させることに繋がります。

脚のむくみの改善は確実に改善することが出来ますが、長期的に状態を維持するためには、筋肉のポンプの働きを正常に機能させるためにストレッチや運動などを協力いただく必要があります。そうすることで脚のむくみを改善し、関節の痛みや身体の不調を改善し、健康や美容に繋がる取り組みを行っている接骨院です。