肩の張りと肩のコリの違いと原因考察

2021年1月27日

肩コリと肩張りはどう違うのでしょうか?肩こりというのは主観的なもので、実際には一括りに肩こりとしていることが多いです。そこで肩こりと肩張りの違いと対策について少し考えてみましたので、参考にしてみてください。

肩コリは?

肩コリは肩甲骨上部によく出来る触るとコリコリしている脂肪の塊が原因となる事が多いです。その塊が筋肉や骨・腱と挟まり摩擦により毛細血管や神経が圧迫されることで肩こり症状を伴います。時にはガングリオンのような腫瘤ができていることもあります。

肩コリはコリにより神経を圧迫した不快な症状

肩張りは?

肩張りは主に皮ふ表面の突っ張りです。皮ふ表面がうっ血し腫れているような状態で肩甲骨周囲が腫れ、血流が行き届かないものや首や肩周りのリンパが腫れているケースなど主に皮ふ表面の張りが肩張りです。

肩張りは肩甲骨上部など僧帽筋周囲全体がパンパンに張った不快な症状

肩コリは深部肩張りは表面

症状に違いは?

肩張りと肩コリは似たような症状を伴いますが以下のような特徴があります。

肩こりの場合には筋緊張やコリ(腫瘤)が神経に触れ摩擦により神経が圧迫されるだるさや重さであることが多いです。時に神経を圧迫ししびれ感など伴うこともあります。悪化すると腕に放散痛やしびれを伴います。

肩張りの場合には皮膚表面の毛細血管の圧迫やうっ血による症状であることが多いです。もちろん筋肉の張りなどから表面の毛細血管が圧迫され症状を伴うこともあります。主に両側性で同じ姿勢を続けていることで肩が張ってきます。

  • 肩コリは片側(両側性もあり)
  • 肩張りは主に両側性
  • 肩こりは深部の筋緊張や腫瘤(コリ)が原因
  • 肩張りは皮膚表面の毛細血管の圧迫
  • 肩こりは神経に問題
  • 肩張りは血流に問題
  • 複合された症状を呈することもあります。

どちらの症状もつらいですが、対処法を間違えると悪化する事があります。

原因や対処法

肩こりも肩張りも人により対策の仕方も異なりますし、主観的な症状を訴える為に、人に合わせて対策を講じることが意外と難しい症状です。

原因の多くは血液循環の不良です。血液循環が停滞し肩周囲に血液が停滞してしまう事で摩擦が生じやすくなり、肩コリや肩張りを伴います。そのため対策としては血液の循環を促すだけで十分解決する事が出来ます。

ダメな対策方法

  • 揉んではだめ
  • 押してもだめ

基本的に症状の出ている部位をほぐしても対症療法にしかならず悪化するリスクもあるためおすすめしません

肩こり対策

深部の症状であるために主に筋肉の改善を必要とします。姿勢など様々な要因が重なることでコリを伴い神経に負担がかかります。コリ周囲の血行を改善するために肩周囲の筋肉にストレッチをかけたりすることが有効です。部分だけのストレッチだけでなく、関連する筋肉を改善することが肩こり改善のポイントになります。

肩張り対策

主に皮ふ表面の血流低下が原因です。皮ふ表面の滞りを解消さえすれば随分軽くなります。こちらも筋肉をほぐそうと押したり揉んだりする必要はなく、皮ふ表面の血流を改善するように皮ふをつまんだり皮ふをこすって皮膚表面に流れる毛細血管の血流を改善する事が重要です。その他にも肩周囲のリンパの促進も同時に行うことも有効です。

当院では肩こりや肩張りに対して、対症療法ではなく原因の改善に向けて施術や対策を行っております。保険は効きませんが、お困り・お悩みの方はご相談お待ちしております。

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