アドバイス

アイシング(冷却)の効果と目的

当院ではアイシング(冷却)を用いた日々のケアの仕方を指導する事があります。

『え。冷やしていいの?』と思われる方もいらっしゃいますので、当院の冷却の考え方をご紹介致します。

冷却の主な目

  • 炎症抑制
  • 血管収縮
  • 筋スパズムを軽減(筋収縮)

などが考えられます。

温熱の主な目的

  • 血行促進
  • 血管拡張

などが考えられます。

アイシングには内出血の際に流出した細胞液・血液が細胞内にたまることによって引き起こされる二次的低酸素障害を防止

wikipedia引用

当院では冷却をお薦めしています。一番の理由はやはりリスクがなく、簡単に行え即効性が得られるからです。

痛み=炎症

痛みを伴っている部位の多くは炎症を起こしています。血行が阻害されることでその周囲に二次的な血行不良が起こると細胞は壊死し痛みを伴うことが考えられます。二次的な血行不良を作らないためにもアイシングは有効です。

ポイント

筋肉が損傷した場合には内出血が起こりますが、その内出血が引かずにその他の神経や血管細胞に阻血状態や圧迫が加わることで二次的な痛みや炎症に繋がっていきます。そこでアイシングをすることで拡張した血管を収縮させ、炎症を起こしている細胞を止血し腫れの抑制や鎮痛作用に繋がり治癒が早まることが考えられます。

ねん挫や肉離れを経験したことがある人ならわかるかと思いますが、損傷後数日経つと出血が表面に出てくるために青あざの色が濃くなっていきます。内出血はなるべく早めに表面に出てきたほうが治癒も早いのですが、この出血が深部に停滞してしまうと、二次的な血行不良を招くために治癒にとても時間がかかるようになります。

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血液は深部から表層に流れる

血行は横方向に流れるだけでなく深部から表層に流れそこから横に流れていくようなイメージです。

表面から皮膚→真皮→皮下組織→筋肉となります。皮下組織→真皮になるにつれ血管も細くなっていきます。その中でも真皮の乳頭層といわれる部位は表皮に血液を促す大事な部位といわれています。

表層に近い部位をアイシングすることで、新陳代謝を促し、血行の滞り(つまり)を解消することが出来ると考えます。(表層側が出口と考えれば、出口側詰まっていればどうなりますか?血行は流れていかずに炎症も停滞してしまいます。血液が停滞すると細胞も壊死します。)表皮周囲の血管が拡張し、熱を持っている場合には血液も停滞し、血行を促す事も出来なくなります。

 

まとめ

表層の血行を改善することは大切です。アイシングを行うと発赤といって皮膚が赤くなりますよね。それは表層の毛細血管が拡張しているサインなので、実は血行がよくなっています。アイシングによって一時的に血管は収縮する事も考えられますが、その後に血行が促されて行きますので問題ありません。

ただ、やりすぎやずっと冷やしすぎは凍傷の恐れもあり注意が必要です!

アイシングはやり方や目的を持ってやることで効果も変わってきます。次回以降におすすめのアイシング方法や部位などもご紹介致します。

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