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理論

悪い腹筋のやりかたは股関節に悪影響

2020年5月13日

鼡径部のコリは股関節の動きに悪影響を及ぼすことがあります。

腹筋のやり方ひとつでも鼡径部にコリを作り股関節に悪影響を与えることがあります。

腹筋のやり方で多いのは上の写真のようなやり方が多いと思うのですが、これは腹筋運動ではありませんよね。力んでいる箇所を感じてもらえると分かるのですが、大腿部の筋力を主に使い腹筋運動とは言い難いトレーニングです。このようなトレーニングは股関節の動きを悪くしかねないです。

気になる方はこのトレーニングを行ってからもも上げをしてみると脚が重く感じると思います。

トレーニングの良し悪しはトレーニングをやった後にも関節の動きを阻害させないということがとても大事です。

くまのて接骨院
しかしきちんとした腹筋運動を行うと股関節の動きの改善にもなるのでおすすめで、最近は多くの患者さんにも口うるさく腹筋のやり方を指導しています。

腹筋の解剖

腹筋解剖

腹筋のポイントは身体の前側を支えていることです。

腹筋群の付着部

  • 恥骨
  • 腸骨
  • 肋骨
  • 鎖骨
  • 鼠径靱帯
  • 腰椎肋骨突起

お腹が突き出るように凸している場合には白線(真ん中の白い線)も緩み恥骨周囲にもコリや圧痛が強くあります。そのような状態では股関節疾患や腰痛や脚のシビレや脚攣りなども起こりやすいです。

くまのて接骨院
脚が攣る場合にも腹筋運動は良いと思います。
  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2006年柔道整復師国家資格取得|2010青葉台くまのて接骨院開院|2010~メディカルトレーナー・スクールトレーナー|2021イワイメソッド会員

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