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ヘバーデン結節などの指の変形や痛みの治療

2019年7月17日

整形外科的にも原因不明とされる手の変形には様々な種類があります。多くは原因不明の為、対症療法として注射や薬などを用いますが、再発リスクや症状が全く変わらないケースが多々あります。しかし、40歳≦の女性に多いとされるヘバーデン結節や手の変形は糖尿病などで発症のリスクを高める事は分かっています。体質の改善こそが治療のポイントにもなります。

むくみ・うっ血などの原因を少しでも減らしていく事で多くの症状は治まります。

当院は主に対症療法と原因療法を同時に改善していきます。

手や指に多い変形などの疾患

ヘバーデン結節

指の第一関節(DIP)の変形で背側(手の甲側)に2つのコブ(結節)が出来るのが特徴。赤く腫れあがると痛みを伴い指は曲がったままに変形し握る時にも痛みを伴います。40歳以降の女性に多いとされます。(リウマチではありません。)

母指関節症

母指の付け根のCM関節といわれる関節炎です。ドケルバン病(腱鞘炎)と鑑別診断が必要です。複雑な動きをする事が出来る関節のため炎症が生じやすいとされています。

ばね指

女性に多い。炎症を起こした腱が腱鞘で腱を押さえている腱鞘でひっかかり弾発指といわれるばね指症状を来たします。重症時には指を完全に曲げることも出来ず、痛みを伴います。

ドケルバン病

妊婦に多い。いわゆる母指に起こる腱鞘炎ですが、腱が肥厚し炎症を伴い母指の動きにより痛みを伴います。難治化しているケースもあり、手術などで腱の鞘を切開する場合もあります。

いずれも女性になぜ多い?

原因は不明とされていますが、その原因はむくみやうっ血などの滞りが大いに関連しています。ホルモンの変化や自律神経の影響を受けやすい女性に特に発症しやすいです。

原因はむくみ?

なんらかの身体の機能低下が起こることにより発症します。(機能低下とは身体が正常な機能を失った状態のことです。)いずれも筋や腱など関節の機能が低下し正常な機能を失う事で発症しています。

  1. 食べ過ぎ・食べ方
    食べたものがしっかり代謝(エネルギーに)されていない状態が続くことにより筋や腱は機能低下を起こします。
  2. 運動不足
    筋肉のポンプの働きが低下を起こすと余分なエネルギーが筋や腱に付着し肥厚しやすくなる事により腱鞘炎などを来たしやすくなります。
  3. 姿勢
    姿勢が崩れることにより身体は滞り(うっ血)しやすい部位が出てきます。その滞りが原因で神経や血管などが圧迫され、血流が低下する事で筋や腱の機能が低下し発症しやすくなります。

治療するには

  • 関節や腱の炎症を取り除く治療(対症療法)
  • 身体の機能を正常に戻す治療(原因療法)

肥厚した腱や炎症を起こした関節にもスーパーライザー照射は有効です。当院でも照射後に動きが良くなり痛みが軽減する事を実感して頂いています。

特に指先のむくみや滞りの原因となる筋肉は上腕三頭筋です。腕のたるみやむくみは筋肉のポンプの機能低下を起こしてしまいます。その他にもホルモンバランスや自律神経を考慮し、鎖骨周囲や骨盤周囲の効果的なストレッチを指導する事があります。

くまのて接骨院
くまのて接骨院
指の変形や炎症でお困りの方がいればご相談下さい。

ヘバーデン結節の施術

  1. まずはどの指は一番状態が悪いかチェックします
  2. 圧痛部位や変形部位をチェック
  3. 手首の硬さや首の状態もチェックしていきます。
  4. 施術はスーパーライザーを用いて指の変形部位へ直接照射する事で関節の腫れや痛みの抑制が可能です。
  5. 手首の問題やこわばりが強い場合にはストレッチを併用します。
  6. 頸椎に問題がある場合には同時に施術を行います。
  7. なかなか完治しにくい場合や手全体のこわばりがある場合には食事のアドバイスなどを行う事があります。
  8. 施術を繰り返し、正しいストレッチ法などを行っていく事で日常生活の痛みや不安はほとんど消失します。

一番のポイントは変形なのか腫れなのかということです。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

柔道整復師|熊谷 卓眞(kumagai takuma)|熊谷の手で施術するからくまのて接骨院

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