背筋(起立筋)トレーニングには大きく下部・中部・上部とありますが、今回は中部の背筋方法をご紹介致します。
『ポイントは顎を引き目線をお臍に持っていく』
背筋中部は下部とは違い上半身を持ち上げることで筋肉の働きを活性化させて行く方法です。筋肉の収縮も合わせて、当院ではストレッチとしています。
収縮させるストレッチ?
ストレッチとは筋肉の伸長を意味する事が多いですが、全体的にみれば筋肉を全体的に伸長する事だとわかりますが、部分的にみると、筋線維ひとつひとつが伸長させることで張力に耐えられずに筋断裂を起こしている状態です。
逆に、筋収縮させることでも筋線維にはストレスがかかり部分的に断裂します。収縮に耐えられない一部の筋線維は伸長しあうことになるため。筋線維単位でみれば伸長させることも収縮させることもどちらもそう変わりありません。どちらも行う事で収縮にも伸長にも耐えられる良質な筋肉になります。
背筋運動などの反復運動刺激により、負荷に耐えられない筋線維を新しい筋線維に再生させる働きがあります。
背筋ストレッチのやり方
- おでこを床に付け目線はおへそに持っていきます。
- 手は身体の横に置き脚は脱力しどこにもひっかけません。
- その状態のままおでこを地面から浮かし上半身を持ち上げます。
- あまり高く挙げる必要がありません。
- その状態で1~2秒キープし下ろします。
- 上記の繰り返し動作を20~40回を2~3セット行います。
回数は人により工夫する事が出来ます。20回出来付ければそれを3セットとし、40回できつければ2~3セット行いましょう!

脚の血行促進に役立ちますので、多くの人におすすめの背筋です。ついつい丸まりがちな身体や緊張しやすい背中に有効な方法ですので、是非皆様やってみてください!