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にんじんを例えにした食物繊維の話

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にんじんを例えにした食物繊維の話

施術を行っていると様々な体調不調の方が来院されます。

当院の問診票には、体調アンケートの調査を行っています。痛みやケガには関係ないかと思われがちですが、むくみや冷えが強ければ治癒しにくいですし、鼻炎や頭痛など体調不良を来たしている方が筋緊張だけが原因でないことも分かります。

その方の特徴を把握する事で、施術の改善速度をあげたり健康維持や将来の病気の予防に繋がれば当院で行っている施術+αに繋がります。

体調調査

頭痛 ⿐づまり ⿐炎 胃痛 逆流性胃腸炎 便秘がち 下痢ぎみ 冷え症 低体温 顔のほてり 疲れやすい ⼿のこわばり ⾜がだるい 不眠症 無呼吸症候群 喘息 息切れ 肩コリ ⽿鳴り ふらつき 顎関節症 糖尿病 心疾患 体内⾦属 妊娠中 妊活中

食事は部分で捉えるのではなく全体で捉える。

例えば、ニンジンに含まれるベータカロテンが肌の粘膜や健康維持には欠かせないという情報を聞いた場合に、部分だけで捉えれば、ニンジンを取れば、肌の粘膜や健康に繋がると考えますが、ニンジンをより全体に捉えることが重要です。

野菜には果菜類・葉菜類・根菜類に分かれます。

  • トマトなどの実は果菜類
  • 小松菜などの葉は葉菜類
  • ニンジンなどの根は根菜類

水分量やビタミン量などの特徴の違いのほかにも、陰と陽(身体を温める食材・身体を冷やす食材)の違いもあります。

ちなみにニンジンは陽性の食べ物です。

さらに根菜類の特徴は食物繊維が多いという特徴があります。

食物繊維といっても、不溶性と水溶性の2種類の食物繊維に分けることが出来ます。

不溶性食物繊維

水に溶けない・水分を吸収して膨らむ・善玉菌のエサになる・腸の働きを刺激

繊維の柔らかい野菜
ニンジン 大根 かぼちゃ サトイモ ほうれん草

水溶性食物繊維

水に溶ける・ネバネバゼリー状・老廃物・有害物質の吸着・胃や腸をゆっくり通過する

繊維の硬い野菜
牛蒡 レンコン とうもろこし 豆類 乾物

食物繊維は2つに分けることができますが、多くの食材にはこの2つの食物繊維が混在しており、種類により水溶性食物繊維が多かったり、不溶性食物繊維が多かったりします。

水溶性食物繊維不溶性食物繊維
そば1.62.1
ごぼう2.33.4
にんじん0.72
アボカド1.73.6
枝豆0.44.6
シイタケ0.53
モロヘイヤ1.34.6

https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/intake/foods-amount/参考 大塚製薬

鍋で煮た時に溶けるか溶けないかでも食物繊維のどちらが多いが判断する事が出来ますね

ニンジンなどの根菜類は食物繊維が多いです。

食物繊維が多ければ糖質量も多いということになります。

炭水化物=糖質+食物繊維で出来ています。

一般的には食物繊維が多いほど消化吸収に時間がかかるために、食後に血糖値は上がりにくくなります。逆に食物繊維が少なければ、食後に血糖値は上昇しやすくなります。

GI値

食後血糖上昇指数のことで、GI値が高ければ高いほど、食後に血糖値を上昇を招き、インスリンが過剰に分泌される事で、その後急激に血糖値がさがり、血糖値スパイラルを起こすと言われています。余分なエネルギーが体内に蓄積されやすくなったり、肝臓や膵臓への負担も考えられますね。

ここまでまとめ

ニンジンはベータカロテンが豊富であり、ベータカロテンはビタミンAに変換されます。ビタミンAの働きは肌や粘膜に良いなど健康にも良さそうです。食物繊維が多くGI値は低い食材だが、食物繊維は消化にも時間がかかり胃腸の滞在時間が長いです。腹もちは良いが、消化に負担がかかったりする可能性があるため、食事が遅い人や寝る前の摂取は控えた方が良さそうです。

糖質の多さが少し気になるため、ダイエットを目的とする場合には人参のビタミンAよりも赤パプリカの方が良さそうです。

夜摂取するのであれば、野菜スープにしたり、リンゴやニンジンをスロージューサーなどで余計な食物繊維を取り除き、消化酵素をとりいれ消化吸収を促すには良さそうです。

このようにひとつの食材や栄養素を考え、施術や治療に役立てようと思うと様々な知識が必要になりますね。

その人の体調や体質に応じた食事の改善が必要となります。

健康に繋げる

胃腸の働きを整える為には食物繊維は欠かせないですが、食物繊維には不溶性と水溶性があり、バランス良く取らなければ便通は促進されません。その他にも腸内細菌を意識した食事や腸を刺激する運動療法、腸を刺激するツボ療法などを併用する事で胃腸の働きを活性化する事が出来ます。

逆に、食物繊維をバランス良くとっていても、自律神経が乱れていたり、運動により腸が刺激されていなければ、逆に食物繊維が消化の負担になることも考えられます。

体質改善にはバランスと体質を意識し運動と食事と自律神経など考慮した取り組み行う必要があります

健康知識や健康情報に惑わされないためにはどうすればいいのか?

自己防衛するために知識を得る必要があります。専門家の意見もそうです。専門であるから正しいとは限りません。自分の専門が正しいと信じている人ほど他の情報に偏見を持っています。ひとつの情報を鵜呑みにせず、なぜ?どうして?と考えるようにしましょう。そうすれば間違えた健康知識に踊らされずにすむはずです!

部分だけをみて部分だけをなんとかしようとすると大抵失敗します。それはどんな物事でも同じ様な原理かと思います。

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