子どもの姿勢の改善①②に引き続き第③段をご紹介致します。
『姿勢を正しなさい』や『背筋を伸ばしなさい』など口を酸っぱくして言い続けている人もいるかと思いますが、正しい姿勢やどう背筋を伸ばせばいいのか分からない場合には逆効果になることもあります。
逆効果の原因
骨盤の状態や傾斜が悪い状態で姿勢を正そうとすると過度に背骨が弯曲して背骨の形成に悪影響をもたらす事があります。脊柱の狭窄を伴ったり、脊柱が凸凹していたり、神経の伝達に問題を来たしやすくなります。
その為、背骨の形成を正す為に正しく背筋トレーニングを行ったり、骨盤の傾斜を整える為にお尻持ち上げトレーニングを前回ご紹介致しました
今回は脊柱を支える骨盤のトレーニングを紹介致します。
骨盤底筋トレーニングのやり方
- 椅子に座り
- 手は身体の後ろ
- 腿を持ち上げます。
- 鼻から息を吸い吐く時に骨盤底に力を入れるイメージ
- 1分繰り返しもう1セット行いましょう。
どこでも出来る為に朝昼晩意識して行う事で座り姿勢も良くなります。
骨盤底筋について
骨盤底筋とは
尾骨から恥骨に向かって骨盤臓器を支える役割を担う筋肉です。これらの筋肉が弱ると尿漏れなどを起こしやすくなると言われています。
トレーニングの効果
- 尿漏れ
- 脚のむくみ
- 腰痛
- 肩こり
- 呼吸器疾患
骨盤を正す事が出来ると骨盤内の血流が改善され下肢の流れもスムーズになります。また姿勢の改善から腰痛や肩こりなどの悩みの解消に繋がるかも!?
子どもの姿勢改善トレーニングとして紹介しておりますが、老若男女全ての世代におすすめのトレーニングです。ついつい座っている時にお腹が2段腹になってしまったり、背中が丸まりやすい人、呼吸がしにくい人には特におすすめ致します。