体幹 動的 方法

子どもの歪みの改善に必要なトレーニング②お尻上げ

2021年7月8日

お尻上げトレーニング

子どもの姿勢の改善に必要なこと①姿勢(背筋)

前回に引き続き子どもの姿勢の改善に必要なトレーニングをご紹介致します。

子どもの年齢によっても必要なトレーニングが変わってきます。小学生低学年から高学年になってくると身体も大きくなり、関節や筋肉にも負担がかかりやすくなります。関節や筋肉に負担がかかる一番の原因は姿勢の影響である事が多いため、なるべく姿勢を改善するようなトレーニングを中心に行うといいです。

姿勢の影響で身体が硬くなる

脊柱は通常綺麗なS字を描いている事が理想的です。背骨の形成不全や姿勢の悪化から神経伝達の機能低下や血流が停滞することで身体が硬くなりやすくなります。その影響で姿勢が悪いと筋肉にストレッチをかけても柔らかくなりにくいです。

肩こりは胸椎

様々な影響によりこのS字が崩れていたり、発育過程でS字が形成されなかったり、過度にS字が強かったり、S字がI字になっていたりと、脊柱に問題がある子はとても多いです。なるべく早い段階で背骨の周囲の筋力を付けたりS字を矯正するようなトレーニングを行う事必要です。

くまのて接骨院
小学生の段階では筋肉を伸ばすようなストレッチよりも背骨を形成するトレーニングを優先的に行う事がおすすめです。

お尻上げトレーニングのやりかた

おしりあげトレーニング

  1. 膝の角度は90度
  2. 膝とお尻と肩のラインが一直線になるようにお尻を持ち上げる
  3. この状態で1分間キープを2セット

ポイント

1分キープがきつい場合には30秒を4回行って下さい。

このトレーニングの効果

  • 骨盤の傾斜がよくなります。
  • ヒップアップになります。

トレーニングの注意

もしこの状態で腰などに痛みを伴う場合には、ハムストリング(大腿部の裏)の筋肉が硬く骨盤の傾斜がうまく出来ていません。

太もも裏(ハムストリング)のストレッチの仕方(動画)

このような太もも裏のストレッチを行ってから再度行うか、それでも痛みが緩和しない場合にはご相談下さい。

  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2006年柔道整復師国家資格取得|2010青葉台くまのて接骨院開院|2010~メディカルトレーナー・スクールトレーナー|2021イワイメソッド会員

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