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足首捻挫

過去記事

足関節捻挫は複合損傷を起こしやすい!治りが悪い人は要チェック

2020年11月20日

足首を捻り、病院や接骨院を受診した際に捻挫と診断された方は以下のことに注意が必要です。

捻挫の定義は靭帯の損傷でありますが、多くの場合には捻挫だけの損傷ではなく、筋腱骨の損傷を合併している複合された損傷である事が多いです。足首の捻挫は過度に体重が載ることでレントゲンでは判断できない部位にまでおよび損傷している事があるために、レントゲン上骨折線がみられなくても注意が必要です。

全治3週間と言われたのに、3か月も痛みが取れないなんて事もあり得ます。その時には以下のことに注意し改善が必要です

捻挫の定義

  • 1度捻挫=靭帯が伸びる程度の損傷
  • 2度捻挫=靭帯の部分断裂
  • 3度捻挫=靭帯の完全断裂

靭帯損傷だけなら長期化は避けられます。

しかし、痛みが強い・腫れが強い・歩行困難である場合にはほぼ確実に複合された損傷である事が多いです。

1例ですが複合された損傷で多い受傷部位

  • 前脛骨筋腱の損傷
  • 後脛骨筋腱の損傷
  • 踵骨と距骨の衝突による骨挫傷または関節面の損傷
  • 距骨と腓骨の衝突による骨挫傷または関節面の損傷
  • 舟状骨と距骨の衝突による骨挫傷または関節面の損傷
  • 腓骨下三分の一の腓骨の骨折または剥離または折れていなくても過度に曲がり体部の損傷
  • 脛骨下部の骨折または剥離
  • リスフラン関節の捻挫または骨挫傷
  • アキレス腱損傷
  • その他骨膜の炎症

まだあるかと思いますが、上記の部位を特定し施術する事で予後は全く異なります。しっかりとした施術を行えば捻挫の損傷で三~四カ月も痛みが残るなんてことはありません。

残念なことにレントゲンだけでは分からない上記の受傷

『捻挫の受傷部位を正確に判断する事は難しい』

とにかく難しいんです。長年捻挫の早期改善を行ってきましたが、パンパンに腫れあがった状態で損傷部位を特定させることは難しく、施術を重ね痛みが残る部位をひとつひとつ丁寧に取り除いていく必要があります。

当院の治療

『捻挫の早期改善は治療技術と経験が必要』

当院に治療は受傷後早期から使用可能な微弱や光線治療でパンパンに腫れあがった溜まった血液を促すことで比較的早い段階で歩行可能となり、腫れの引き方も何もしない場合に比べて断然早いです。

足関節の治療について詳しくはこちら

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  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

柔道整復師|熊谷 卓眞(kumagai takuma)|熊谷の手で施術するからくまのて接骨院

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