足部疾患

足関節捻挫の疑問|いつ?どうすれば?治る?

捻挫というのは靭帯損傷のことを言いますが、くまのて接骨院での経験上足関節捻挫と診断された場合でも、骨・関節包・腱などの損傷を複合している複合損傷が圧倒的に多いです。痛みがなかなか引かないケースやレントゲン上でも見落としがちな損傷部位をなるべく触診や視診で判断し早期改善に繋がる施術を行っています。

施術の効果写真
施術前と施術後でこれだけ腫れを引かせることが出来ます。腫れが引くことで痛みも軽快し歩きやすくなります。

捻挫早くて何日で治る?

軽度ねん挫でも靭帯損傷があり、腫れがある場合には最低2週間。2週間後に腫れや圧痛部位を確認してまだ残るようなら更に1週間ほど経過をみることを推奨しています。軽度のものだから大丈夫だと思って復帰してもしっかり腫れを引かせないで復帰すると痛みもズルズル残ってしまいます。

捻挫したらどうするか?

ねん挫したらまずアイシングが鉄則です。アイシングには腫れの広がりを抑える効果と鎮痛作用などもあります。アイシングにはもうひとつ血流を促進する効果もあり、細胞が止血をしながら血液を循環させ古くなった血液や壊れた組織などを回収し、常に新鮮な血液を送り届けるイメージが治癒を促進させます。

ねんざの痛みはいつまで続く?

ねん挫の痛みは腫れの引きとともに軽快します。腫れを引かせることが痛みの改善に繋がります。いつまでも痛みが長引く場合には大抵の場合には複合損傷です。靭帯だけでなく、間違いなく腱や骨を損傷し、その後のケアを間違えたことにより組織の癒着により痛みが長引くケースがあります。

ねん挫は固定した方がいいのですが、腱を損傷しているケースでは長期間固定すると足首が急速に固まります。また骨を痛めている場合には遊離体となり関節可動域が低下します。そのため、骨の損傷と腱の損傷が複合され見つかり腱の損傷を見落としギプスで長期間固定されてしまうと治癒は長期化します。ただ、そこの判断が大変難しいです。

捻挫 何日冷やす?

アイシング治るまでしていて大丈夫です。アイシングする部位を工夫しながら痛みが軽快するまでアイシングしましょう。例えば足首の捻挫でしたらまずは患部を中心に止血し、血流を促すために腓骨筋や腓腹筋から膝裏のリンパをアイシングで刺激しリンパ液を促す工夫をすることで早期改善可能です。ポイントは腫れにより皮膚が突っ張ている部位はしっかりアイシングすることです。

捻挫 放置したらどうなる?

基本的には、的確な治療を施すことが出来れば圧倒的に痛みは軽快します。しかし、痛みは軽快しても実は組織の修復には一定の期間が必要になるので、足首が安定してくるまではできれば安静が望ましいです。軽度のものでしたら放置し所定の日数が経過すれば自然治癒しますので安心ください。ただ、腫れが引かないなど1週間放置しても症状の軽快が見られない場合は専門を受診しましょう

捻挫いつから運動したらいい?

ねん挫は鉄則としては、腫れが引き、歩行動作・ジャンプ動作・圧痛部位の軽快がみられれば運動しても大丈夫です。多くの方はそれ以前に復帰してしまうケースが多いです。しっかり治すなら前述した状態が望ましいですが、試合が近い場合には腫れと痛みを最大限自然治癒力を高め、パンパンに腫れていたねん挫の疾患も1週間後の試合に調整したケースも多々あります。ケースバイケースで対応する必要があります。

ねん挫の治療

メディチャーライト

メディチャーライト

微弱電流で組織の修復を促進し、光のエネルギーで腫れやむくみを促すことが出来ます。

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  • この記事を書いた人

熊谷 卓眞(kumagai takuma)

2006年柔道整復師国家資格取得|2010青葉台くまのて接骨院開院|2010~メディカルトレーナー・スクールトレーナー|2021イワイメソッド会員

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