「股関節が柔らかい」の落とし穴
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よく、開脚ストレッチでご自身の柔らかさをアピールされている方を見かけます。 しかし、実は、あれが難なくできてしまう方でも、私が施術でチェックすると、股関節が正常に動いていないケースが非常に多いのです。
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そのことをお伝えし、「股関節は〇〇が大事なんですよ」と本当のポイントを説明すると、皆さんとても納得されます。
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特に女性の場合、股関節が可動域を超えて柔らかすぎると、将来的な変形のリスクが高まることをご存知でしょうか。早い方では50代から、60代で顕著な変形が見られることもあります。
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本当に大切なのは「開脚」より「屈曲」
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一見すると柔らかい方でも、詳しくチェックすると、股関節を抱え込むような動き(屈曲・内旋)で詰まりや引っ掛かりが見つかります。
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断言しますが、股関節の健康にとって大切なのは、開脚の角度よりも、詰まりのない「屈曲」ができることです。
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そして、この屈曲制限の多くは「姿勢」に問題があります。 以前、肩回しの大切さもお伝えしましたが、首から上半身、背中にかけての可動域を改善することが、巡り巡って股関節の状態にも影響します。
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股関節の「安定性」を保つうえで、殿筋を鍛えることは非常に大切です。 ぜひ、動画を参考に、ご自身の「お尻」に意識を向けてみてください。
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【魔法のトレーニング:本を乗せた四つん這い足上げ】
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この運動の具体的なやり方は、こちらのYouTubeショート動画でご覧いただけます。
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【ここがポイント!】 お子さんの腰(お尻の少し上あたり)に薄い本を乗せ、落とさないように片足を上げ下げします。体幹をまっすぐに保ったまま足だけを動かす意識を持つことで、脳が「正しい姿勢を維持したまま手足を動かす」感覚を覚え、それが走る時の安定したフォームに繋がるのです。
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また座っていることが多い現代人。お尻を使うのも、速く走るためには不可欠です。
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この運動は、股関節の柔軟性を高める上でも非常に効果的ですので、ぜひ遊び感覚で試してみてください。
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■ まとめ
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大切なのは、大人の理論を押し付けるのではなく、お子さんの身体自身が学び、成長していくための「きっかけ」を作ってあげること。
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そして一度覚えたことは、身体が覚えていますので、反復運動を通じて、脳と身体の対話を促してあげること。 それが、お子さんの足を速くするための、最も安全で、最も効果的なアプローチです。
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